埼玉県芸術文化祭2022地域文化事業
第１５回地域伝統芸能今昔物語　「映像記録会」
―埼玉県熊谷市・伝統芸能の力―
令和４年１１月２３日（水・祝）
熊谷市大里生涯学習センター文化ホール
制作：埼玉県芸術文化祭2022地域文化事業 熊谷市実行委員会
撮影・編集：株式会社バインドワークス
監修：熊谷市立江南文化財センター
いけがみししまいほぞんかい　いけがみししまい
12 池上獅子舞保存会　池上獅子舞
　熊谷市池上地区の古宮神社に伝わる獅子舞は、室町時代に、宮司の茂木大膳が、京都石清水八幡宮の獅子舞に感銘を受け、池上の地に伝えたとされる。獅子舞は、三頭の獅子と「めんか」が一組となり、「五穀豊穣」「雨乞い神事」を祈願し、勇壮に獅子が掛け合う「かいどうくだり」や「すりこみ」などの舞が奉納される。池上獅子舞が有している獅子頭は記された墨書などの資料から県内最古であると推定され、熊谷市の有形民俗文化財に指定されている。その後、新たに制作された獅子頭によって今日の舞いが継承されている。
　池上獅子舞保存会では、５月と８月の古宮神社の神事や、新春正月に獅子舞を奉納するとともに、地元小中学生が参加し、獅子舞の普及啓発に取り組んでいる。迫力ある「棒術」に引き続き、今回の公演では、「岡崎」など親しみのある演目が披露される。躍動感のある舞からは歴史と伝統の薫りが漂っている。
地域伝統芸能今昔物語については「伝統芸能の世界」をご覧ください。
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作成：埼玉県熊谷市立江南文化財センター：埼玉県熊谷市千代329番地
熊谷デジタルミュージアムwww.kumagaya-bu...