コメントありがとうございます。今も昔も人間のやることはあまり変わってないですね。 偽物を作る人、転売する人、偽銘を消す人、研究する人、全て古来から営々と繰り返されてきたことばかりです。「日本刀芸術の普及啓蒙」があってこそ刀剣商の存在意義も高まるというのは弊社の深海の言葉ですが、研究を深め、これを一般の愛好家にお伝えすることで、日本刀を廻る悪循環を断つ契機となれば幸甚です。 営業部　今津

日本刀の鑑定に限らず、全ての美術品に言えることですが、作品の真偽を完璧に判断できる鑑定家（鑑定機関）はありません。 日本刀に限らずです。それほど作品の真偽鑑定は困難で、一人の刀工の作品ですらその全容を正確にとらえることは難しいのです。ましてや千年に亘る数千人の刀工の作品の真偽となれば・・・ 日本刀を鑑定するという行為自体に限界があることから、鑑定自体に疑問を呈する方もいらっしゃいます。 この問題を突き詰めると最終的には美術品の鑑定を行う意義について考える必要に迫られます。 鑑定とは、日本刀芸術への理解を深め、日本刀に対する知識とその製作者である刀匠、並びに刀職者が千年に亘って受け継いできた技術の素晴らしさを知る足掛かりであり、分からないものを理解しよう努める行為です。 鑑定書とはこの鑑定結果をわかりやすくした意見の表明書です。 分からないものを理解しようとすれば、時々間違うことはあるでしょう。この過ちだけを問題視し、他のすべてを否定するのは鑑定という行為の本質をはき違えていると思います。 神ではない人間が行う意見表明としての鑑定書この本質を忘れないでください。 大切なのは間違ったら訂正してより精度の高い鑑定が出来る仕組みを作ることです。 皆様もこの視点で鑑定書について考察を深めてください。 営業部　今津

刀の数え方の基本は様々あるようです。 一般的に日本刀は「本」と数えます。「本」は、細長いものを数えるときに用いる単位で、日本刀だけでなく棒状のものは基本的に「本」と数えることになっています。 この他一振、一口、一腰なども決して間違いではありません。 ご参考までに辞書などでお調べください。

@@ginza_choshuya ありがとうございます✌ 勉強になりました✌