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日本最大の湖、滋賀県にある琵琶湖。
その湖岸に、無許可で謎の道が造られ、県は関与した人物を刑事告発しました。
FNNは県の許可を得て、琵琶湖の西にある高島市側の湖岸へ。
実際に道を歩いてみると、沈むことなく、しっかりと造られているように感じられました。
2024年3月、県の土木事務所に「琵琶湖に道路ができている」と匿名の通報がありました。
そこで、職員が現地を確認したところ、2023年5月に確認した際には何もなかった場所に、違法な盛り土による道が造られていたというのです。
道幅は約3メートル、長さは約70メートルで、よく見ると、車が通ったような跡も確認できます。
また現場の盛り土を見てみると、アスファルトの破片のようなものや鉄筋のようなものも確認できました。
さらに、周辺の環境にも気になる変化が起きていました。
この道を挟んで琵琶湖側は非常にきれいな透き通った水ですが、反対側は盛り土で流れがせき止められ、水が茶色く濁っていました。
県が確認したあと、土木事務所には“盛り土をした”とする人物から電話があり、「勝手に自分がやった」と話したといいます。
県はその人物に対し、原状回復するよう指導を行いました。
そして3日、許可を得ず盛り土をしたとして、河川法違反の疑いで警察に告発。
警察は、告発状を受理し捜査を進めています。
県によると、重機などを持ち込んで道を造った可能性もあるといいますが、現時点でその目的はわかっていません。
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