レナード・バーンスタイン
エルガー(1857-1934):創作主題による変奏曲「エニグマ」～リハーサル・ドキュメンタリー
1-15.エルガー(1857-1934):創作主題による変奏曲「エニグマ」Op.35
1982年4月14日 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
BBC交響楽団／レナード・バーンスタイン(指揮)
ボーナス映像
「エニグマ変奏曲」のリハーサル風景とバーンスタインへのインタビュー
1982年4月　ロンドン BBCオムニバス・ホール収録
ICAD5098 JAN 4562240270545
item.rakuten.co.jp/naxos/icad-...
収録時間:65分
音声:Stereo
字幕(ボーナス映像のみ):フランス語・ドイツ語・日本語
画面:4:3
REGION All(Code:0)
カラー
初映像化
「私は今、テレビ映像のために、実際の演奏のライブラリーを構築したいと思う。私は録音がとても好きだ。なぜならば、普段のコンサートでは注意を向けさせるのが不可能な部分までを、あなたがたに伝えるための方法が数多くあるからだ」
1970年のグラモフォン誌でバーンスタインはこのように語っています。
1930年にエイドリアン・ボールトによって創設されたBBC交響楽団は、英国放送協会が所有する放送オーケストラの一つですが、1950年に ボールトが首席指揮者の地位を退いてからは、数多くの名指揮者がその地位を受け継ぎ、また客演指揮者としてもトスカニーニを始めとした錚々たる指揮者が顔をそろえています。
さて、バーンスタインは、このオーケストラとの初顔合わせから遅刻し、また謝罪もしなかったというのですから、両者の関係は極めて前途多難なもの になることが予想されました。しかし実際にリハーサルが始まると、バーンスタインの強烈な解釈と情熱的な指揮は、たちまちオーケストラを魅了し、純粋で高貴な音楽が紡ぎ出されてきたのです。彼らの「エニグマ」はLP時代から名演として通っていますが、その「名演」が生まれるまでのプロセスを、このリハーサル映像はつぶさに見せてくれているのです。これは、バーンスタインとBBC交響楽団との唯一の映像であり、真の音楽が生まれる瞬間をとらえた貴重なものでもあります。
インタビューの部分には、嬉しい日本語字幕付きです。
Edward Elgar: Enigma Variations, Op. 36
BBC Symphony Orchestra
Leonard Bernstein, conductor
Recorded live at the Royal Festival Hall, 14 April 1982
Bonus:
- Rehearsal documentary including an interview with Leonard Bernstein