今春、（あくまで期間限定ではありますが）実に3年以上ぶりに成田へ姿を見せてくれたエティハドのボーイング777-300ER！エティハドの場合、キラッキラの新塗装も確かに美しいですが、シックながらもこの上ない豪華さを醸し出す旧塗装というのも本当に魅力的でして、「エティハドといえば、やっぱりこれ！」とおっしゃるファンの方も、決して少なくないことでございましょう。
さて、需要の増減に伴い、充当機材の機種を適宜見直す・・・というのは、航空会社側からすれば、ある意味”当たり前”の話であり、そうした見直しのための”区切り”として、夏スケジュール・冬スケジュールというものが存在しているのも間違いないことですが、実際にはさらに細かく、月単位、週単位、もっといえば日単位で検討され、実践されているのもよく知られた話です。
そんな中、思わぬ形で思わぬ機種が充当されてくるケースもある成田。通常、こうした充当機材の機種については、OAGスケジュールなどを始めとした様々な情報源から容易に得ることができますので、それを迎え撃つファンからしても、ある程度までは予定を立てて待ち構えることができるものの、中にはそうした動きが”日替わり”状態であったり、様々な機種が入り混じって充当される”ごった煮”状態であったり、果ては「どの機種が充当されてくるのか、その日にならないとわからない」レベルに近い状態であったり・・・と、実に様々です。
そこで今回は、そんな”定期便充当機材の機種変更”に着目し、その理由や背景などについて考えつつ、パッと思いつく代表的なエアラインと運航便をいくつか取り上げてみることにしました。もちろん、機材変更はすべてのエアラインのすべての便において起こる可能性のある要素ではございますが、それぞれのエアラインが抱える様々な事情や経営方針の中から生まれてくる、こうした予想外の大どんでん返し劇を楽しんでみるのも、もしかしたら私たちファンの”醍醐味”なのかも知れません・・・よね。
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