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▶長崎県で、ジャガイモを長年栽培しているプロ生産者のK様の圃場で、菌力アップを使用した栽培試験の掘り取りの様子をご紹介します。
▶この圃場は、この数年ジャガイモシストセンチュウが発生し、春じゃがいも栽培で、年々被害が拡大している圃場でした。土壌消毒をしていないため、有効な線虫対策がない中、菌力アップでジャガイモシストセンチュウ対策を兼ねた土づくりの試験栽培です。
(施用方法)
作付け前(1月)に、菌力アップ10リットル/10aを100倍希釈して、動噴で散布し、作付けをしました。今回は2回目の散布を省略しましたが、発芽したら2週間~1ヵ月後に再度、同量の菌力アップを潅水するとさらに良いです。
(結果)
結果は、ジャガイモシストセンチュウで枯れた株はほとんどなく、ここ数年の被害状況の中では、格段に被害が見られない状況でした。掘り取りの状況は、動画をご覧の通り、非常に良いジャガイモが入っており、生産者も「菌力アップで増収した」との評価です。
(推察)
いくつかの株を引き抜き、ジャガイモシストセンチュウの有無についてもルーペで観察したところ、シスト(卵塊)は、まったくゼロではありませんでしたが、これまでと違って、かなりシストの発生が減ったと感じられました。実際に、生育不良の株は、数本あったものの、枯れた株はありませんでした。
シストセンチュウ自体が、死滅したかどうかは不明です。おそらく、死んではないと思われますが、このようなやり方でセンチュウ被害が軽減されていけば、年々、センチュウの密度は下がってくることが期待できると思います。
合計2回の潅水で、菌力アップに含まれる「放線菌」を主体とした微生物相が構築されることで、センチュウが増殖しにくい土づくりができる可能性があります。
それよりも、土壌団粒化などにより、土づくりが進行し、発根や肥料の吸収力が向上することで、増収した可能性が高いと考えられます。
なお、そうか病の発生はありませんでした。ジャガイモの主要病害である「そうか病」も、放線菌の仲間ですが、菌力アップに含まれる放線菌は、病原菌ではないため、そうか病を助長することはありません。
皆様も、ぜひお試しください。
▶通信環境が良ければ、画質設定1080p60(HD)でご視聴ください。(画面にカーソルを合わせると歯車のマークが出るので、そこから設定します。)
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▶2021年6月21日撮影 長崎県
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(スピーカーのご紹介)
株式会社大地のいのち 営農指導 大塚浩
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