255系マリBe-05編成が廃車回送されました。
　JR東日本は、6月4日から5日にかけて、255系マリBe-05編成を新習志野から土崎へ配給輸送しました。
　255系は、老朽化が進んでいた183系の置き換えと、房総半島への鉄道のイメージアップを目的として1993年に登場しました。
　今年春のダイヤ改正で、特急「しおさい」の定期運用から撤退しました。特急「わかしお」「さざなみ」ではダイヤ改正後も運用していますが、6月末をもって定期運用を終える予定となっています。
　5編成在籍するうち、ラストナンバーであるマリBe-05編成はダイヤ改正で営業運転から離脱しており、その後、京葉車両センターに疎開されていました。
　そして、廃車解体のため、6月4日から5日にかけて、EF81形134号機による牽引で秋田総合車両センターまで配給輸送されました。255系から初めて廃車が発生したこととなります。残る255系は、あと4編成になりました。