なぜか劇場で観逃してしまい、アマプラで観賞です。 北欧の荒涼とした大地と荒海、重く垂れ込めた空の描写が素晴らしい！ スカルスガルドの隆々とした僧帽筋の見事さ！ 醜悪なもののディテールをこれでもかと克明に見せつけるという点では、エガース監督はベルギーのファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督と双璧かもしれませんね。 私的にはアニャ・テイラー=ジョイ見たさだったので、彼女の登場シーンは至福でした！これだけでもフェイバリットになりそうです❤

映画とても良かったです。あと僕もエンドロール見て、ビョーク？？ってなりました笑

俳優名も知りませんが、あの鬼気迫る表情で咆哮するワルキューレ役の方がある意味MVPです!!

ワルキューレのフェイスは完璧でしたね！確か歯に矯正してました？それを含めてのキャラ構成が好きでした！

確かに重厚感の有る作品でした。 「ライトハウス」と言われると寒い🥶といった部分の表現は素晴らしいなぁと… 結構、残酷シーンは有りましたが没入してラストまで見切った感が強かったです。 ニコール・キッドマンの辛さは確かに不幸だったのかもしれませんがやっぱり、最後仇を取ってもらわないとと思い続け鑑賞してました。 ラストは、相打ちとなりましたが個人的には、骨を切らせ、肉を切った的に解釈させてもらい勝ちと想いたいです… そして、やはり皆さんと同じくエンドロールのビョークは😳でした。

ストーリー展開は予想通りなんですが、飽きずに最後まで楽しめました。 この作品を観ると、グリーンナイトは何だったんだろうか？

竹内さんが言及されていたシュワルツェネッガー繋がりでは『コナン・ザ・グレート』にも似てましたよね、特に冒頭の襲撃＆斬首シーン。 『ウィッチ』は時代劇で、アニャ・テイラー＝ジョイはその時から可愛いし、むしろノースマンは彼女のご先祖様の物語のようにも感じました笑。 メイキング映像を見たのですが監督の指示でキャストから衣装担当まで全員が博物館や学者と逐一コンセンサスを取っていたそうです。 興行的には本国でも赤字になってしまったらしいですが、男女の観念も含めて時代描写にこだわる予算潤沢な映画作りは続けてほしいものです。

予告編も見ず、あらすじをよく知らないまま観に行ったのですが、個人的には「殺すか殺されるか」しかない野蛮さがちょっと入り込めませんでした。とはいえ今までに何度かこういう世界観の映画は見たことがあるので、それらと比較しながらある程度は楽しめました。 言われてみれば確かに「自分の人生では見ることがないであろう世界」を見せてくれる、というのはこういう作品の魅力ですね！

とにかく濃厚、コッテリ、まったりでしたね😅。 シェイクスピアのハムレットの原型(だから名前もアムレート)って事で、父親の仇を討つため身を潜めつつ機を見て父を殺した叔父に復讐する、と言う「ライオンキング」等にも使われたある意味擦られ続けた物語のザ・オリジンって事なんだろうけど、それだけじゃなく盲目の預言者(ビョーク！)が出てきたり、復讐劇の背景にもっと恐ろしい因果応報があったりでハムレットってよりマクベスじゃね？ってくらい、重層化された構造に思いました。 ただそれでも2時間超のあの尺が要るか？ってくらいの内容なので、尺のほとんどはあのフランクフラゼッタ描くところのマッスルヒロイックファンタジーかのような世界観、名誉と礼節を重んじる中世の騎士道とは異なり、より実質的なバイキングの野蛮さ、凶暴さ、現代人にとっては地獄絵図とも思える世界の表現に使われており、その点ではほんとこれでもかってくらい畳み掛けられた時間でした。 ただその中でアニャ・テイラー=ジョイの存在が唯一の眼福でした。あの特徴的な容姿ながら一輪の花オルガ役も出来れば、ニコールキッドマン側を演っても違和感ない(「アムステルダム」みたいに)、すばらしい女優ですね。 あと、確かに冬に見ると寒い！でもそれゆえあの露天風呂が極楽そうで(しかもアニャまでいて😅)。

The Northman ( ᛏᚺᛖ ᚾᚩᚱᛏᚺᛗᚪᚾ ) ←ルーン文字。カッコいいです！ シェイクスピアの「ハムレット」のモデルとされる北欧の伝説上の人物アムレートの物語りを元にした映画（ネタバレあり） ・・・だそうですが、「北欧伝説」「ハムレット」の両者と比較して相当にテイストの違った作品になっていますね（汗） ーーーーーーーーーー 「北欧伝説」 デンマーク領ユトランド総督の長男（ホルヴェンディル）とデンマーク王女（ゲルータ）の間にアムレートが生まれる。ホルヴェンディルの弟（フェンギ）は兄を妬んで殺し、ゲルータを奪って妻にする。 アムレートは父の復讐を目論むが、それを隠して狂人の振りをする。フェンギは疑い、部下にアムレートとゲルータの会話を盗聴させるが、気付いたアムレートはその部下を殺し、何とか疑念を逸らす。 フェンギは、アムレートに書状を持たせてブリタニア王のもとに送り、罠（書状でアムレート殺害を依頼）に嵌めようとする。しかし、アムレートは書状を書き換えて、ブリタニア王の娘を娶ることに成功する。そして、アムレートは一人でユトランドに帰り、狂人を装って油断させ、フェンギを殺害する。 ブリタニアに戻ったアムレートは、一連の事情をブリタニア王に話すが、実は、ブリタニア王とフェンギは、彼らを殺害する者に復讐することを、互いにを誓い合った仲だった。 アムレートは、ブリタニア王からスコットランド女王への求婚のメッセージを携えてスコットランドに赴く。しかし、彼女に好意を持たれて求婚され、それを受けて結婚する。 こうしてアムレートは、スコットランド軍を率いて戻ることになり、ブリタニア軍と戦う。不運にもこの時は敗北するが、最終的にはデンマーク兵を率いて勝利し、二人の妻を伴ってユトランドに帰還する。 その後、アムレートは、デンマーク王との戦闘で戦死し、ユトランドに埋葬された。 ーーーーーーーーーー 「ハムレット」 デンマーク王が他界し、王の弟（クローディアス）は兄の妻であった王妃（ガートルード）と結婚する。やがて、王子ハムレットは、父がクローディアスに毒殺されたことを、父自身の亡霊から告げられる。 ハムレットは復讐を誓い、機会をうかがうために狂気を装う。証拠を掴んだハムレットと王妃との会話を宰相（ポローニアス）に盗み聞かれるが、ハムレットは彼をクローディアスと誤認して殺してしまう。 一方、ポローニアスの娘（オフィーリア）は、ハムレットに振られ、また父が殺された悲しみで気が狂い溺死する。 そのため、ポローニアスの息子（レアティーズ）は父と妹の仇を取るため、クローディアスと手を結ぶ。そして、毒を仕込んだ酒と剣が用意されて、決闘試合が催される。 王妃は知らずに毒杯を飲み、ハムレットとレアティーズも毒剣で互いに致命傷を負うが、ハムレットは死にゆくレアティーズから真相を告げられると、クローディアスを殺して復讐を遂げる。そして、傷ついたハムレットもまた息を引き取る。 ーーーーーーーーーー 一方、本作では・・・ 主人公（アムレート）は、父を叔父（フィヨルニル）に暗殺され、母を叔父に奪われると、危険を避けるために故郷を出奔する。バイキングの一団に身を投じてロシアに向かい、略奪行に身を委ねる。しかし、そこで巫女（魔女？）に出会い、復讐の誓を思い出す。 フィヨルニルが、デンマーク王に国を奪われてアイスランドに逃れたことを知ると、奴隷の姿になり、女奴隷（オルガ）と共にアイスランドに向かう。 アイスランドでは、首尾よくフィヨルニル一族の奴隷になる。しかし、アムレートは母から、" 父への憎悪とフィヨルニルへの愛情 " を聞かされる。 やがて、アムレートは隙を見て次々と一族を殺害していき、オルガも彼を助けて毒キノコの幻覚で同士討ちをさせる。 アムレートは、母とフィヨルニルの息子も殺すと、身ごもったオルガと共に船でアイスランドから去ろうとする。しかし、オルガの懇願にもかかわらず、結局は復讐の誓に縛られて一人島に戻り、火山の噴火口でフィヨルニルと決闘して相打ちになり果てる。 ーーーーーーーーーー 共通する主な点は、 １）主人公の父を叔父（父の弟）が殺し、その叔父が母と結婚。 ２）復讐を誓った主人公が、意図を隠すために偽りの振る舞い（狂人、奴隷の身分）をする。 ３）主人公は叔父を殺し、復讐を遂げる。 ですが、 他の部分は色々と違いますね。 本作は、「北欧伝説」「ハムレット」に比べて、ストーリーが、良く言えばシンプル、悪く言えば捻りが少なく単調な感じがします。なので、物語りを通して、「殺して殺して殺して・・・殺しまくる」という鑑賞後感が強かったです（汗） 同じく「北欧伝説」をベースにした物語りですが、やはり、シェークスピアとの腕の差を感じますね。「ハムレット」では殺人が必要最小限で、しかもそれぞれに意味があるのに、本作は無駄に殺し過ぎます（汗）（うーん、「ハムレット」は多くの人が知る作品なので、あえて違いを強調した作りにしたのかも知れません） P.S.: 俳優陣の演技・役作りが凄かったです。特に女優陣。アニャ・テイラー＝ジョイは、独特のあの目で間違えようがないですが、これまでとは雰囲気が別物でした。ニコール・キッドマンもかなり違いましたね。ビョークに至ってはパッと目には全然分かりませんでした（汗）また、仰るように、映像美は重厚で見事でしたね。 ツッコミどころ・・・ なぜ、舞台がアイスランドだったのか？ですが、やはり、火山・氷河・木立のない荒野のワイルドネス、とくに活火山を使いたかったのでしょうね（汗）（アイスランド住民にロシア人奴隷を売るなんてムチャクチャな設定なんですが・・・（苦笑）） 奴隷は高価な商品。中世では、健康な大人は牛馬より高価だったようです。ところが、中世のアイスランドはとても貧しい国。多数の奴隷を遠方から購入できる余裕があったとは思えません。 一方、他の売り先として、キーウやコンスタンチノープルが言及されていますが、こちらはまとも。特に、アニャちゃんのような美人は、間違いなくコンスタンチノープル送り。高値で取引されるか、皇帝への献上品（汗） ちなみに、コンスタンチノープル（イスタンブール）界隈の奴隷市場では、ロシア～コーカサスが美人奴隷の供給元として、古来有名だったそうです。（オスマン帝国スレイマン大帝の妃として権力をふるったロクセラーナも、ロシア出身の奴隷として有名） P.S.2: 汚さの表現は、欧米作品では結構一般的だと思います。「ロードオブザリング」でもホビットの指の爪先は土が入って黒くなっていましたし、泥水の中を裸足で歩くシーンもありますね。 一方、最近の邦画は（画質表現も含め）きれいすぎる気がしますね。「七人の侍」などのような「汚さ」は稀だと思います。大河の「平清盛」がバッシングを受けたことから推測すると、汚さのリアリティを求めていない人が多いのかなあ、と感じます。

逆差別論は笑止。

コンプライアンスに関わることは雑談コーナーで時間をかけてまた聞きたいです。 セクシャルに関することではテレビでもバストトップが2000年代初頭までOKでしたが以降NG 結果的にテレビ出資映画も2000年代以降変わっていったと思います。ここ10年くらいは映画界事態も 変化している感じがします。 宮崎駿監督『風立ちぬ』で結核患者の前での喫煙などに一部ネット上非難の声あったことも・・・お客さんの リテラシー問題も逆の意味であまりにも一般人に近代を知らせていない問題とかもあるのかも知れません。 制作陣も困惑あるのではないでしょうか？ 作品とは関係ない話ですが雑談コーナーでお客さんへの注文という目線も聞いてみたいです。 あと現状の映倫とかも影響を受けているかとかも聞きたいですね。 失礼いたしました。

個人的に、この映画はあの「剣」が最高でした。 ヘルの門の前と、闇夜でしか抜けない剣というのが、チート過ぎるけど、それが逆に主人公のことを最強にしている要因だと思いました。 あと、グリーンナイトと違い、欠伸が出なくて、最後までハラハラしながら見れました。

肉体の圧力が凄かったですね😮

当初、スルーしようかなと思ってましたが、この動画で鑑賞したくなり、本日、観てきました。とても良かったです。 映画でしか知らない事を教えてもらい、体験させてもらって満腹感を感じました。 アニャと舟に乗った所で終わるのかと思いましたが、それでは復讐劇にはなりませんね（笑）