遅ればせながら浅草に初詣。
浅草神社境内で定期的にやっている「猿まわし芸」を撮影しました。
毎回、色んな人（猿）達がこの場所で公演をやっているのですが、
今回は #大河ドラマ などのテレビ出演もしたことがあるコンビで、＃ともきりき というようです。
＃日光さる軍団 所属。そこの #アイドル って感じですかね？ｗ
お猿の りきｃは #12歳 だそうです。#可愛い ～ｗ
人間で推定すると36歳だそうで、ちょうど勢いと脂がのったベテランの感じですね。
※突然撮影したため、手持ち撮影、内蔵マイク収録となっております。
※※以下、猿まわし芸に関する大切なお話ですので熟読して頂けると幸いです。
本動画UP後、様々な反響を頂きました。様々な感想やご意見を頂き感謝しております。
大半がこのコンビを絶賛するものなのですが、なかには、これは可哀想だ動物虐待だとのご意見も頂きました。
私は、これらの芸の関係者でも何でもない、ただの通りすがりなので詳しいことは分かりませんが、頂いたご意見について深く考え、こうした動物たちがどのような過程でこうした芸をやるようになり、そこに関わる人達がどのように接して芸を教えているか？などを様々な情報を基に私なりに思ったことを（間違ってるかもしれませんが）お伝えしたいと思います。
そもそも日本には、鳥獣保護法というものがあり、野生の動物を勝手に捕獲することができません。
なので、決して野生の猿を強引に捕獲してきて鞭打ってやらせてるわけではないということです。
今の時代は、こうした猿たちは人間のもとで育ち、人間との信頼関係のもとで芸が成り立っているそうです。
もちろん、芸をやらせるために飼育しているという批判もあると思いますが、きっと野生で生活するよりも快適で、野生にいる猿より良い食事をしているだろうし、健康診断なども受けているとのことなので、こうした猿のほうが野生の猿より健康で長生きかもしれません。
野良の犬や猫か、飼われている犬や猫かの違いと同じだと思います。
このように既に人間の手元で快適に暮らしている動物が今さら野生で生活できるのか？と思いました。
逆にそういう動物を野生に返してしまったら、犬や猫を捨てるのと同じで、そちらのほうが動物虐待でしょう。
もし野生でいることが本来であるなら、犬や猫を飼うこと自体も動物虐待と言わざるをえないことになると思います。
私は、動物にとって何が幸せなのか分かりません。
本来はどの動物も野生で暮らすことのほうが幸せなのかもしれませんが、それも案外過酷かもしれません。
人間だって、何等かの組織に飼われている猿回しの猿と同じかもしれませんし（笑）。
地球上の生き物全てにとって、そもそも人間の都合で世の中ができあがっているわけですから、人間と共生できないものは生きるのが難しいのかもしれません。
犬や猫が野良になれば保健所に処分されますし、山奥の猿の群れから外れた猿が人間の周囲に現れて畑などを荒らす行為などをすると害獣駆除の対象となるそうです。
そうした猿を保護して猿回しの猿に育てるということもしていて、極力野生の猿が処分されないような活動もしているそうなのです。
また、猿は犬や猫とも違うので、猿の習性に合わせた育て方をしなくてはならないそうで、そこだけを見て虐待と判断するのも安易な気がします。
逆に猿こそ頭が良く余程の人間との信頼関係がないと、こちらを攻撃してくる恐れすらあり従順に芸をやるということはないと思うのです。
私が思うのは、事情も知らずに、安易に批判するのはどうか？ということです。
もっと、もっと情報を得て勉強しないと分からないのです。
だから今の私には答えが出せないし、安易に批判することはしたくありません。
また、メルヘンのように美化するつもりもありません。
情報もなく推測や感情等で、猿回し等の動物芸を批判することも、美化することも、どちらも独善的で偽善的なものに陥りやすいと思いますので、これが私の今の精一杯の回答になります。