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Japanese train running sound and view in the car.(SAGA/JR-Kyushu/Series 103-1500)
JR九州・筑肥線の筑前前原〜西唐津間で活躍する103系1500番代E14編成駅発着シーン、E18,E13編成走行シーンです。電機品は国鉄通勤方電車標準の抵抗制御とMT55系モーターを使用しています。
・203系を投入出来なかった国鉄の台所事情
1983年3月の福岡市営地下鉄姪浜延伸に伴い、それまで博多発着の非電化路線だった筑肥線は大幅に運行体系が変わり、博多〜姪浜間を廃止して福岡市営地下鉄と直通化、唐津側は山本駅へ接続するルートを変更し虹の松原〜唐津間の新線を建設して唐津駅へ乗入れ、姪浜〜西唐津間をスルー運転の電化路線として整備されました。地下鉄直通の為、九州内では例外的な1500V直流電化方式となり投入される車両に注目が集まりました。福岡市交側は国鉄201系の設計をベースとしたチョッパ制御の1000系を用意し、国鉄側も同じ足回りで地下鉄直通車の203系が1982年に落成していたので、普通に考えれば203系が筑肥線向けに投入されるかと思いきや、筑前前原以西が閑散区間で回生ブレーキの安定性が期待出来ないこと、また高価な203系投入に対し国鉄の財政事情が破綻状態だったことなどから、103系の派生番代として1500番代が投入されることとなりました。このグループは前面は105系新製車、側面車体は201系の戸袋窓省略版、内装は203系と同一という見た目は103系とは程遠いものです。しかし走行性能は103系で、地下鉄区間で福岡市交車がATOワンマン運転を行うのに対し、本系列はATCマニュアル運転で車掌乗務という扱い自体が異なっており、見劣りする感は否めませんでした。本グループは6連9本が投入され、1989年〜2001年にかけて4本が3+3の分割編成に改造、2015年から305系により地下鉄乗入れ運用は置換えられ、現在は筑前前原以西のワンマン運転用に3連5本が残っています。先頭化改造の経緯によって奇数・偶数編成で組成が異なっています。
04-1.JR九州 / JR-KYUSHU
• 04-1.JR九州(一般形式) / JR-K...