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単管にドリルねじで1×4を打ち付けてボーダーデンスを作りましたが、作ってから4ヶ月ほど経ちましたのでどんなようすか簡単にレポートします。
結論から言って、問題ありません。
完成時と同じ状態です。ガタツキもなく、ボルトが緩んで遊びができているようなこともなく、ドリルねじが錆びていることもなく、もちろん木が劣化していることもないです。
4ヶ月ぐらいではなんにもわからんと思われるかも知れませんがちょっとした風や地震で簡単に倒れる危険な施工だというコメントを複数もらっていましたので気になっていました。完成してから今日まで地震は一度もありませんが、台風の風は結構何度も受けました。特に8月15日の台風10号は直撃に近いコースでした。あとは10月12日の台風19号は北からの風が相当強いと予想されたので万一アンカー抜けてもどこかへ飛ばされてしまわないように門柱とその横の支柱をロープでくくっていました。これは補強ではなくてあくまで飛ばされないようにです。実際どうだったかいうとこのように全く問題ありませんでした。確かに非常に丈夫なものではないと思いますが普通に丈夫です。予想外に危険なものでもない。自分で穴開けてアンカー打ってネジ締めて作ったらどの程度で壊れるかわかります。それは自分で作ることの強みだと思います。他人に作ってもらったらそれはよくわかりませんから。少なくとも幅3mで高さ1m程度ならなおかつブロックの穴にセメントがぎっしり詰め込んであれば、こうやってM10のブロックアンカーでボルト締めて作っても普通に問題ないと私は思います。
素人が真似したら危険だということではありません。DIYで自分で作ったらどんなぐらい丈夫かどんなぐらいで潰れるかだいたい予想がつくと思います。やばい思ったらいろいろ対策もできる思います。
ただ、グリップアンカーの打ち込みは、もっとガンガンにやるべきだと思います。簡単に抜けるようでは打ち込み不足だと思います。専用の打ち込み棒があるのですがそれでやるのが良いのでしょうが、私は犠牲のボルトを少しねじ込んで打ちましたがセットハンマーで打っていると曲がってくるので打ち込み不足やったかも知れません今度ちょっと抜けてきたら、その時は打ち込み用のボルトを焼入れして曲がらないようにしてからもっと強く打ち込もうと思います。
次に、ドリルねじはステンレスがよいかユニクロ、亜鉛メッキの鉄のネジですね、それどっちががよいかという話です。私はステンレスのほうが丈夫そうなんでそれを使ったのですが、ひろやすさんにいただいたコメントで、電触作用のことを聞きまして、それは、どういうことかいうと、ともかく異なる金属が接しているとそこに雨水なんかがかかった場合、錆びやすい言うことです。単管は亜鉛メッキの鉄なのでユニクロのネジなら同じ材質なんで、同じもの同士は電触作用がおこらない。それで、ユニクロのほうがよいのではないかということで、テストピース作って約100日雨ざらしのとこ置いて調べてみました。そうすると左がユニクロのビスで、右がステンレスのドリルねじ。たしかに若干ステンレスのほうがよく錆びてますね。穴の方見るともっとはっきり分かる。ステンレスネジ自体は大して錆びてないけど、それと接触している単管の穴が錆びてますね。これは紛れもなく電触作用の結果だと思います。勉強になりました。ユニクロの方はほとんど錆びていないです。
今のところ、ステンレスのドリルねじも全く錆びていませんが数年後とか、今後のことを考えて今のうちに全部交換しておきます。ドリルねじの下穴が開いていたので簡単に全部交換できました。ネジの頭も茶色で目立ちません。ただ、わたし、その言い訳を言いますと、なんでステンレスのねじにしたかというと、下穴無しのドリルねじを使いたかったので、鉄のドリルねじなら単管に負けてしまって、ちゃんと打てないのではないかと思って、わざわざちょっと高級なステンのネジにしたのです。それで、今更ですけど、鉄のユニクロのドリルねじが単管に打てるかどうか調べてみます。
これは5×35mmのユニクロのドリルねじです。鉄板用で、適応板厚は1.6mm~3.5mmてかいてある。この単管2.4mmなので余裕で打てました。なんやこんなんやったらはじめからユニクロにしといたら良かったって感じです。これからもしやらはる人あったら
ユニクロのドリルねじにしはったほうがよいと思います。固定ベースもちょっと苦しいですけど、これ多分両方で5mm以上になる思いますけど打てます。恐るべしドリルねじ。単管にもよりますけど、1.8mm高張力炭素鋼管ならかえって打てない可能性ありますけど、少なくとも2.4mmのホームセンターの単管ならユニクロの5mmのドリルねじがしっかり打てます。これは便利です。タルギプランプ使わなくても直接ネジで止めたらよい場面は結構あると思います。今後活用したいと思います。
いろいろコメントを頂いていろいろ検証できまして、大変勉強になりました。全然わかってないことが多くて、色々試行錯誤しておりますけど、正直にレポートしていきますので、温かい目で見てやってください。またお付き合いよろしくお願いいたします。
🎇この動画で私がうったえていることは、私のこの工事を寿栄小学校の工事と同列に述べないでほしいということです。そのためにこの動画を作りました。
大阪北部地震直後の高槻市立寿栄小学校のブロック塀の映像です。
drive.google.com/file/d/17gup...
控え壁がないなど現行の建築基準を満たしていないとよく言われましたが、そんな生易しいものではありません。これは正しくない工事以前の問題です。倒れて当たり前と誰でも想像できます。基礎のコンクリート壁に残るブロック塀の縦筋は見る限り20cmしかありません。8段160cm積んで縦筋20cm。ブロック1段分しか残っている縦筋が見えません。詳しい原因分析は下記文書にありまが、
www.city.takatsuki.osaka.jp/ik...
驚くべきことに全長37cm程度の接合筋(おそらく鉄筋アンカーのようなもの)を基礎擁壁に打ち込み、上にブロックを8段も積みました。しかも、8段ブロックの中の縦筋と接合筋は溶接されていません。手抜き工事どころではありません。命を奪うと誰もが容易に想像できるのにそれでもやってしまったありえない工事です。施工業者の悪質性とそれを見抜けない行政の怠慢と無能さが露呈しました。
私には小さい孫がいることもあり、女児の死亡事故を見て本当に心が痛くなりました。昔からある自分の家のブロック塀が幼い子供の命を奪うおぞましいものかもしれないと思えてきて、この事件があった直後に撤去しました。
drive.google.com/file/d/1eN3e...
左側は敷地外の駐車場で人が通るような道路ではないですが念のためにブロック塀を無くしました。奥のブロック塀も無くす予定です。この塀に使われていた鉄筋は基礎から上端まで1本物でした。40㎝ピッチで縦横の鉄筋も太く幸か不幸か壊すのが非常に大変で相当の費用がかかりました。何が言いたいかというと、私は寿永小学校の事故の危険性を強く意識したし、自分の家にも危険性があるかも知れないと感じたのでそれを無くす努力を実際にしたということです。ある程度以上危険と感じるものを無責任に放置することは絶対にしません。
私がお願いしたいことは、私がやった、このボーダーフェンスの工事を寿栄小学校の工事と同列に述べないでほしいということです。とんでもない危険なものと大きな問題がないものを一緒にすると、本当に危険なものの危険度が、かえって薄められてしまうと思います。また、間違いや多少の問題はあってもそれほど危険もなくある程度実用になるものが安価にできればそれは良いだろうと考えており、間違った施工はすべて悪ということで十把一絡げにしないでもらいたいとも思います。何もかも寿栄小学校の工事と同じように見ないでほしい。だからこの動画を作りました。
私のやり方は「間違った施工」かも知れませんが、とんでもない危険なものではありません。専用工具や部品などが無くても、ちょっとした工夫をすれば身近にある安価な材料を用いて簡単に役に立つものができるということが、この製作で言いたかったことです。それは私のチャンネルの一貫したテーマです。王道ではありませんがシンプルでアマチュア的な発想を大切にしています。教科書も大切ですが教科書の外の世界の方がずっと大きく広がっているので、その世界の冒険を多くの方と共有したいと考えています。確かに完全なものではありませんが、不完全でもこんなものができたということを皆さんに見ていただきたいのです。そしてご覧になった方がこの製作をたたき台として、それぞれの環境に合わせて改良を加えていただいて、より完成度の高いものにしていただくことがこの動画の目指すところです。私自身はこの製作を通して、危険性の程度についても実感として理解することができたと思いますし、再現される方もフェンスの高さ、柱の間隔、アンカーの深さや本数などを実際に吟味してもらえれば、危険性の程度についても理解を深めていただけるのではないかと思います。
#フェンス#DIY#単管