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今年の秋の褒章の受章者が発表されました。静岡県内では、沈みかけていたインドネシアの漁船から乗組員を救出した焼津市のマグロ漁船など、3団体18人が選ばれています。
人命救助に尽力し紅綬褒章に選ばれたのは、焼津市の遠洋マグロ漁船「第十五福積丸」の乗組員です。
2021年5月 オーストラリア沖で大しけの中、沈没しかけていたインドネシアの漁船。船尾は水没し、取り残された乗組員が救助を求めていました。
この危機的な状況から20人全員を無事救助したのが「第十五福積丸」でした。
悪天候で救助要請を断る船もある中、福積丸は300km以上離れた現場に丸一日かけて駆け付け、漁船と救命ボートを見つけ救助にあたりました。
すでに海上保安庁や焼津市などから感謝状が贈られていますが、乗組員たちの勇気ある行動に対し、紅綬褒章が授与されることになりました。
福積丸 社長・西川兼一さん:
船長・乗組員の方々の努力が実って、インドネシアの船員さんたちが全員助かったということでいただける賞なので、乗組員の皆様たちは頑張って素晴らしいと思います。事故はないにこしたことはないんですけど、今後このようなことがもしあれば、船と相談して助けに行くという行動は引き続きやっていきたいと思います
第十五福積丸は現在、出漁していて乗組員たちはマレーシアにいるということです。
県内では秋の褒章の受章者として福積丸の乗組員を含め、3団体18人が選ばれました。紅綬褒章の福積丸のほか、緑綬褒章は2団体と1人、黄綬褒章は7人、藍綬褒章は10人に授与されます。
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