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関西で文化や観光の中心地としてにぎわう京都市。一方で、市政の課題を多く抱えています。
京都市長選で16年ぶりに新市長として松井孝治氏が当選しました。彼が直面する課題は厳しく、市の借金は8252億円、人口減少は3年連続で全国ワースト、オーバーツーリズムによる問題があります。京都市は財政難に苦しみ、一時は財政再生団体に陥る可能性があるほどでした。赤字の主な要因は数百億円規模の公共事業で、平成初期に大型事業が集中し、特に地下鉄東西線の事業費5500億円が財政に大きな負担となっています。専門家は公共事業のスタンスに問題があったと指摘しています。また、財政の黒字化には市民サービスのカットが行われましたが、今後の計画継続については慎重に判断する必要があります。人口減少対策や観光対策も重要な課題です。新市長には、これらの課題を解決し、市の発展を図る大きな責任があります。
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