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シリーズ【廃×Healing】 廃墟×リラクゼーションの試み
第16弾は「神隠しと恐れられた廃ホテル」
ホテル坪野
坪野鉱泉(つぼのこうせん)は、日本の富山県魚津市にある鉱泉です。
「行基菩薩が彫った薬師如来像のお告げによって発見された」と伝えられています。開湯は明治初年、堀田という医者が松倉金山から推察して、「金性」炭酸水だと称して湯治場を経営したのが始まりです。1956年(昭和31年)8月に、本格的な温泉施設として創業しました。
泉質は弱食塩泉、源泉温度は18℃、湯治により婦人病・皮膚病・神経痛・胃腸病に効能があるとされていました。
鉱泉に付随して建てられた宿泊施設『ホテル坪野』は1970年(昭和45年)頃開業しました。
建物は6階建てで、広さは3,300m2で、魚津市の史跡である坪野城跡の裏に位置していました。
魚津市内の山間部ということもあって大型設備投資と宣伝で誘客を図ってきました。
廃業前は日本観光旅館、国際観光旅館に指定されており、ローマ大浴場からは新川平野を一望出来ました。また、和風レストランシアター『寿楽園』やサパ―クラブ『ダンス天国』、そば処『山里』、喫茶店『寿楽』といった飲食店や、ワイキキプールも設置されていました。
しかし1976年(昭和51年)夏に建設費約1億円を投じて建設された『ネッシーランド』の建設費負担が大きく、年間売上高も投資額ほどに伸びず資金繰りが悪化していきました。
それにより1980年(昭和55年)秋ごろに営業を停止、元の所有者が所在不明で管理する人もおらず、施設はそのまま放置されました。
1993年(平成5年)までに隣接する施設は解体されましたが、ホテル本体は解体されないまま廃墟になりました。以後はこの建物のみを指して『坪野鉱泉』と称されることが一般的となります。
この廃墟は暴走族や非行少年のたまり場にもなり、内部には侵入者によって破壊されたり落書きされた箇所が至る所に見られました。
その後度重なる火災などにより、施設は立入禁止となり、金属製の塀で封鎖されました。
この廃墟は「北陸最恐の心霊スポット」として現在まで知られ、2022年(令和4年)に公開されたホラー映画『牛首村』では、同廃墟が作品の舞台となって実際に撮影が行われました。
1996年(平成8年)、この跡地を訪れたと考えられる少女2人が行方不明となったことから、「神隠しのホテル」などと呼称されるようになりました。
事件から24年後となった2020年(令和2年)、ホテルの跡地とは全く別の場所から少女2人のご遺体が発見されています。
その後、所有権などの問題が解決したことから市協議会にて、廃墟の撤去を実施した後に、跡地に富山湾を一望できる展望台として活用する計画が示されました。
2024年現在建物はすでに撤去されています。
一部引用 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ja.wikipedia.org/wiki/
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