飛騨高山の奥座敷 - 飛騨古川。
温泉を備える料理宿として有名な八ツ三館に宿泊してきました。
1月の岐阜。小松空港には定時に到着し一安心。一路南に向かい山々を超え飛騨古川へ。飛騨高山に編入された飛騨古川では条例により古い街並みが保たれ、水路の周りには白壁土蔵と呼ばれる建物が並び風情を残します。
軽く観光した後に八ツ三館へ。良い意味で予想を大きく裏切られました。
早速ロビーでは美しい和装の仲居さんがお出迎え。多くの仲居さんが忙しなく働く姿におもてなしの心が伝わります。一部が国登録有形文化財に指定された建物は毎月変わる季節の飾りに彩られ、江戸時代から続く歴史の詰まった博物館のよう。アンティークの雰囲気を残す調度品のセンスも素敵です。
皆さま、忙しなく動かれている中で撮影させて頂きありがとうございました。
2022年にリノベーションされたお部屋「たまゆら」。洋の要素を取りれた和室は手作りの照明で照らされ和洋がしっかり調和している空間。随所に飛騨匠の技の光る意匠が施され快適で過ごしやすい素晴らしいお部屋でした。
料理も素晴らしいの一言。奇をてらわず、しかし独創性に富んだメニューは最後まで飽きさせません。普段お品書きを見ずに料理を楽しむ私ですが、最後までワクワクしながら楽しませて頂きました。
更に料理旅館でありながら温泉が楽しめるのも重要です。通常料理宿・割烹旅館と言われる宿は温泉を備えていないことも多いのですが、これだけのクオリティを備えながら流葉温泉の送り湯をしっかりと備え営業する姿勢に感銘を受けます。料理宿で入る温泉は更に格別なものです。
近くに住まわれている方が羨ましい。毎月泊まりに行きたい宿です。
■温泉詳細
アルカリ性単純温泉 (pH 8.7)
■飛騨古川 八ツ三館
823kan.com/
* 動画内の情報は一部ネットによる情報収集に基づいています。
* 温泉の撮影について許可を頂いています。
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