今、「R」と書かれたシールが東京都内の繁華街に大量に貼られています。
一体誰が何のために貼ったのか取材しました。
東京・新宿駅の周辺を歩くと、黒地に白抜きの「R」のロゴが書かれたシールが、電柱・案内板・道路の表示灯に加え、ごみ箱にも。
「イット！」が調べただけでも、新宿駅周辺では37カ所に貼られていました。
同じ「R」のシールは池袋駅周辺でも次々と発見。
少なくとも20カ所で確認されました。
シールは繁華街だけでなく杉並区でも。
最近どこかで見たことがあるような「R」の文字。
この「R」のシールを巡り、SNSでは「蓮舫さん陣営は、街中に貼りまくった『R』のシールを早急に剥がしてください」という投稿が。
投稿したのは、小池都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会の尾島紘平都議です。
「R」は都知事選で小池氏に敗れた蓮舫氏のイニシャル。
選挙戦中、蓮舫氏は「R」の文字がプリントされたシャツを着ていましたが、比べてみると似ているようにも見えます。
尾島都議はSNSで、蓮舫氏の支持者が“シールを貼るのを目の前で見た”と投稿。
蓮舫氏の陣営に「R」のシールを剥がすよう求めたのです。
7日、落選直後の蓮舫氏に「蓮舫さんのRをかたどったステッカーが都内の多くの繁華街で多く確認されているが、こういった行為に対してどう思われますか？」と質問が飛ぶと、「全く意味が分かりません」と蓮舫氏は自身の関与を否定。
誰がどんな目的で貼ったのか明らかになっていませんが、電柱などの公共物にシールを貼ることについて、アトム法律事務所・松井浩一郎弁護士は「場合によっては軽犯罪法1条33号の“はり札などを他人のものにしてはいけない”規定があり、この規定に抵触する可能性がある」と指摘しました。
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