アメリカ大統領選挙に向けた共和党の党大会は2日目を迎え、トランプ前大統領と指名を争ったヘイリー元国連大使が登壇して、党の結束を呼びかけました。会場には、前日に続きトランプ前大統領が姿を見せ、副大統領候補のバンス氏とともにヘイリー氏らの演説を見守りました。
ヘイリー元国連大使「トランプ氏を強力に支持する。この国を救うためには共和党の結束が不可欠だ」
党内の穏健派から支持を受けトランプ氏と最後まで指名を争ったヘイリー氏は、11月の大統領選挙での勝利に向けて党の結束を訴えました。ヘイリー氏は当初党大会に招待されていなかったものの、トランプ氏の陣営が銃撃事件の後、出席を要請していました。こうした中、トランプ氏は、16日に配信されたブルームバーグ通信のインタビューで、FRB＝連邦準備制度理事会に対し、「大統領選前の利下げは控えるべきだ」と警告したことを明らかにしました。また、大統領に返り咲いた場合の財務長官候補の1人として、金融最大手JPモルガン・チェースのダイモンCEOを検討していると語りました。
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