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将棋の藤井聡太六冠は大阪の高槻市で行われた、名人戦七番勝負第3局で、渡辺明名人に敗れ、タイトルへの王手は持ち越しとなりました。
「大盤解説会」では多くの将棋ファンが対局の行方を見守りました。13日から大阪の高槻市で行われた、名人戦七番勝負の第3局。
開幕から2連勝中の藤井六冠が、最年少での名人獲得と七冠達成に王手をかけるか。それとも、4連覇を狙う渡辺明名人が巻き返すか。
最も歴史の長いタイトルの行方を占う重要な対局は、大きく注目されました。(藤井六冠)
「大盤解説会を開催していただき、多くのファンに来ていただける」
プロ棋士の解説を楽しめる、有料の「大盤解説会」には2日間でおよそ2000人もの将棋ファンが集まりました。(地元・大阪のファン)
「話題の名人戦。しかも地元でやるということで来ました。応援しています」
(兵庫県のファン)
「初めて大盤解説会に来たが、すごい緊張感がある」
解説会には、関西だけでなく東海地方から駆けつけたファンも!
(岐阜・羽島から訪れているファン)
「藤井六冠の方が地元には近いので応援はするが、渡辺名人も無冠になると寂しいので、両方頑張ってほしい」そして、藤井六冠は子どもにも大人気!
(11歳のファン)
「僕は藤井聡太さんを応援しているので、頑張ってもらいたい」(6歳のファン)
「楽しい!(Qどっちが勝つと思う?)藤井聡太六冠!」14日、藤井六冠は87手で敗れ、タイトル王手は持ち越しに。渡辺名人が対戦成績を1勝2敗としました。
(藤井聡太六冠)
「中終盤の読みがちょっと足りなかったかなと感じたので、そこを次局以降修正できれば。第4局がすぐ来週にあるので、しっかり良い状態で臨めれば」(渡辺明名人)
「ここまで結果が出ていなかったので、とりあえず良かった」「勢いをつけて、(次も)頑張りたい」
一方、今回も注目された勝負めしとおやつ。
「将棋のまち」高槻市は名人戦を盛り上げようと、勝負めしとスイーツを公募。
候補167品の激戦を制したそれぞれ12品がメニューに選ばれました。その中から藤井六冠が注文した14日の昼食は「鶏天温玉ぶっかけうどん」と「高槻うどんギョーザ」。肉やニラなどの餃子のあんを皮で包まず、細かくきざんだうどんを混ぜ、丸めて焼いた、ご当地グルメで、藤井六冠の注文で話題になっています。一方、渡辺名人の昼食は、厳選した黒毛和牛をたっぷり乗せた丼でした。そして初日(13日)のおやつに藤井六冠が選んだのはパンダの可愛い「ホワイトチョコムースのケーキ」とパイナップルが入ったわらび餅「パインわらび」。2日目は午前が「ベイクドチーズケーキ」で午後は飲み物だけでした。
名人戦七番勝負の第4局は5月21日と22日に、福岡県飯塚市で行われます。
詳細は NEWS DIG でも!↓
newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/486360