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39歳で急逝した、俳優・松田優作さんの生誕75周年を記念した、映画上映会「角川シネマコレクション 松田優作の狂気」で、公開記念トークショーが3月23日、東京・角川シネマ有楽町で開催され、妻で女優の松田美由紀さんが出席した。
「角川シネマコレクション 松田優作の狂気」では、初上映となる「蘇る金狼 4Kデジタル修復版」など、優作さん出演の6作品を上映。松田美由紀さんは「本当に、優作の映画を見られるなんて、すごいうれしいです!」と万感の思いを口にした。
トークショーでは、夫・優作さんとの出会いを回想。「タラバガニみたいに脚が長くて、びっくりした。だけど音が鳴るくらい『ドキッ』としました」と一目ぼれをしてしまったことを告白。
美由紀さんは、1983年、21歳の若さで優作さんと結婚。結婚生活について「とにかく裏表ない人で、すごく神経質な人で本当怖かった」と苦笑。それでも「裏表がないから結婚生活を続けられた」と当時を振り返った。
今なお語り継がれる名優としての松田優作さんについて「本気で生きていくのは素敵だけれど、誰もができることではないと思う。優作は、本当に芝居をすることに純粋に生きた人!ピカピカ光って生きた印象を持っている。映画がいろんな形に変わっても、時代がどんなに変わっても、人の(松田優作)のピカピカ生きた光は、ずっと生き続けていくんだろうなって感じています」と、今も変わらぬ優作さんへの深い愛を熱く語った。
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