実際のところ、このパン屋のお姉さんにも少年は「正体不明」なんですよね。 だからといって、何をしたという訳でも無い者を差別したりしない。 パンを買いに来たのであれば、普通に客として接する。当然の事をしているのです。 自分を普通人と同様に見てくれる人の存在に、少年はどれだけ救われた事でしょう。 ただ気になるのは、このお姉さんの事を「金さえ儲かれば、誰に対してでもパンを売る」 とか「差別しない態度を取りながら、結局は少年を宇宙人呼ばわりしている」とかの 書き込みを入れる人達がいるのが気になって･･････。 何故、そんな湾曲した捉え方をするのでしょう？

@@ABCDEKIMOTI 殿 これは、本作のみならず、他の事柄でも「逆張り」のような表現で、自分の気に食わない物事に悪口を述べているに過ぎません。僕は、やはりパン屋の娘がとった、少年に対する応対は、今でも正しいと思いますよ。キチンと筋は通っています。 また、本作のコメント欄を見て、賛同される方々も多数いらっしゃいますが、中には素直に入れない人達が、逆差別のように、パン屋さんの悪口を書いているに過ぎません。その手は無視しても一向にかまわないのです。 そんな人達は、他のよほど、良い作品の影響でも受けない限り、気付く機会はないと思いますよ。

@@user-px6mj2rl2s 様 ありがとうございます。 やはり無理解な人の書き込みは無視するに限りますね。 私の親が申しますには、他人に対して酷い仕打ちのできる輩は極一部で、 殆どの人達はパン屋のお姉さんのような人なのだとか。 これからも希望を持って生き続けたいです。

最初ははね返していた少年の心が変わったのは、この若い女性店員さんが、これやるからさぁ、持ってって!みたいな事を全く言わないで、対等な立場でお金を頂くからパンを渡すという、どうしたら受け取ってくれるかとよく考えて接客したからですよね。もしかしたら自分も悲しい幼少期だった昔を思い出して、彼女は胸にぐっとくるものを感じていたのかも知れないですね。

買いに来たから売ってあげる。 普通のことが、清涼剤になってます。このシーンがなければ、救いのないエピソードになってたかも。

こちらこそありがとうございます。皆さんからいただくコメントに、たびたび「怪獣使いと少年」について触れられてますので、刺激的と思われるシーンは割愛して上げてみました。重要な場面が多いので、普段より少し長めになりました。

「郷、街が大変なことになってるんだぞ!」「郷、分からんのか!」 伊吹隊長が郷さんとウルトラマンに何を諭しているのか、たった二言だけで表現できるなんて、DVDを買って見たときは私は思わず感銘を受けました。

ムルチの咆哮は金山氏の慟哭の様に聞こえた。

本当にそう思います！

私も放送が終わった後も嗚咽混じりでギャン泣きしたのを覚えていますよ｡一緒に見ていた母もすすり泣いていました｡ まさかウルトラマンで泣くとは思いませんでした💧

誰にでも隔たりなく接するパン屋のお姉さんの姿がこのエピソードの大事なテーマと思います。

「ｳﾙﾄﾗﾏﾝの戦う意義が問われる。」という意味で、ｳﾙﾄﾗｾﾌﾞﾝのﾉﾝﾏﾙﾄの使者に通じるものがあるように思います。

このエピソードは今も考えさせられ、語り継がれる名作と思います。

同調圧力怖い

実際悪い宇宙人ばっか来てる中悪い宇宙人じゃないって言われても簡単に信じられるもんじゃないわな

おっしゃる通り、パン屋のお姉さんの温かい言葉がこのエピソードで救いとなってます。

当時も今も社会が抱える問題を考えさせられる傑作と思います。

むしろ人々を救ってなかった？

@@user-we6oy2fo2m チクショー！恩を仇で返しやがって！

セブンのノンマルトの回も人間の醜さを思い知った回だった

ウルトラマンが人間を見捨てた瞬間です。 この時の郷の傷心が、後に『メビウス』で、デスレムの策にはまって人間の汚い部分を見るミライに、人間の善悪両面を理解しないといけないと、諭すことができる度量を備えることができたのだと思います。

彼はメイツ星から地球の風土・気候の調査にやってきた宇宙人であり、侵略などの企みは全くの皆無でしたからね…

「セブン」の時でも、地球人が何をしたという訳でも無い、 ただ調査用ロケットを送ったというだけで、 ペダン星人、アンノンは地球に攻撃を仕掛けてきました。 住民のいる惑星への無断侵入･･････これは地球人、宇宙人を問わず、 ある種の人種からすれば「問題行動」なのかもしれませんね。

@@user-bt4hn8bq5z 殿 彼が乗ってきた宇宙船も、武器らしい物は見当たらず、ポッド型の小型機体。 他の侵略宇宙人が使っていた宇宙船は、言い訳が効かない位の物が多い。 （デカイわ、コワイは、厳ついわ、武器弾薬は搭載しているわ。）

@@user-px6mj2rl2s しかも金山さん(メイツ星人)は、地球の大気汚染のせいで、杖を使わなければ立つことすらもままならないくらいに体が衰弱っているのに、あの暴徒共は「宇宙人は何をしでかすかわからない!」と勝手に決めつけ、彼を殺そうとしてます。 しかし、ウルトラマンも宇宙人です。上記の言葉は、矛盾と差別を抱えた血も涙もない暴言に過ぎません。

@@user-bt4hn8bq5z 殿 本作においては、地球人も落ちたかなと思いたくなるほど、情けなくなる程の惨さを露わにしています。本当に、法治国家日本にいる人達なのかとも疑いたくなる様な、再生の希望さえないドラマでした。

デザインモチーフは鮭で、名前の由来は雷魚の一種”カムルチー“と思われます。

できれば脚本を故:上原正三先生に書いてもらいたかったですね…

その後、四天王デスレムの話で、ミライが 「このままじゃ僕は、自分と地球人を許せなくなるかもしれない」 と葛藤している時に、郷が 「それでいいんだ。地球を愛するためには、地球人の強さも弱さも知らなくてはならない」 と諭すシーンも印象的でしたね。自身も通った道だけに、言葉に重みを感じました

集団心理の恐ろしさ、ですね。

字が違う。良君ね。

今、パンみみは1パック１００円で売ってるよ。

@@user-hc7ez4fh9c さん そうですか無料では貰えないんですね

ありがとうございます！

「帰ってきたウルトラマン」での、音楽監督である冬木　透先生による監修で、当時は音楽にもう少しバリエーションを持たせたかったと述べられていました。結論として、止むなき場合は、前作「ウルトラセブン」の楽曲を用いられたそうです。 この「ノンマルトのテーマ」は、見事に本作にも合致して、ファンにとっても白眉の傑作となりました。

@@user-px6mj2rl2s さん 『ノンマルトのテーマ』 迫害される者の心象風景を表す名曲ですね。 曲が作品、シーンを選ぶ稀有な例です。

人類の暴挙や意表をつく作品はあっても問題提起の作り物。 この作品は人間が勘違いで逆に猛獣の本性を晒す現実暴露。 所詮は人間は内に本性を持つ一皮剥けば愚かで危険な生態。 悪魔や怪物妖怪も人間の創造物でありモデルは人間の本性。

@@user-ef5xj3yw9y さん いつも返信ありがとうございます。 東條昭平監督が、インタビューで、メイツ星人が射殺されるシーンで、最初は梅津栄さん扮する料理人風の男に、竹槍で刺し殺させるつもりだったらしいです。 あまりにあまりなので、警官に射殺させたんですが、そこまでやらないと本当に表現したいものが見えてこないからというのが、監督の初志だったらしいですね、 スゴいです。

@@user-nu7tz3fp1u 様 集団リンチ？。多勢に無勢。今も何処かでという気がします。

前回紹介された、「ノンマルトの使者」と同様、ガイロスを倒した時のセブンと、心境は似ていたかもしれません。

いつもコメントをありがとうございます。これは難しいテーマですね。自問自答してしまいます。