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グリーグは、温厚な性格で、背格好も小柄であり、女性関係の豊富な作曲家も少なくない中で、とりわけ愛妻家として知られています。
その愛する妻、ソプラノ歌手として活躍していたニーナへ、結婚記念日に送ったのが、この作品。曲名の通り、婚礼の儀式の様子を描いたものとなります。
グリーグの結婚に際しては、ニーナの両親の反対があり、揉めてしまったそうですが、2人は生涯仲睦まじく、公私ともに支え合いました。
チャイコフスキーら、同世代の音楽家たちからも、素晴らしく、好ましい夫婦であると評価されるほどでした。
グリーグといくつも重なる部分、共通点、共感できる部分を感じてしまうのは、気のせいでしょうか。
私も、心から尊敬するフルーティストであり、いつも支えてくれている妻に、この曲を捧げます。
グリーグ : 叙情小品集 第8集より「トロルドハウゲンの婚礼の日」Op.65-5 / Grieg: Lyriske smastykker No.8 "Byllupsdag pa Troldhaugen"
ピアノ : 黒岩航紀
(コンサートピアニスト、東京藝術大学ピアノ科、甲斐清和高校音楽科非常勤講師)
Piano : Koki Kuroiwa
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