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この動画では、マーケティングに関する用語について解説します。
▼目次
0:00 自己紹介
0:12 マーケティング
0:24 UX
1:07 セグメントマーケティング
1:36 マスマーケティング
2:08 ダイレクトマーケティング
2:29 インバウンドマーケティング
3:14 SEO
3:50 サービスマーケティング
4:02 ソーシャルマーケティング
4:11 試験ではこう出る！（まとめ）
4:45 令和4年春期　問2　過去問題
▼内容
今回の動画では、「マーケティング」について解説するよ。
マーケティングとは、商品を買ってもらうための仕組みを作ることだ。
マーケティングにおいて重要なポイントのひとつは、利用者の目線。
そこで、最初に UX という用語を確認しておこう。
UX
UX とは、利用者が商品やサービスを利用することで得られる体験。
UX は User Experience の略だ。
「使いやすかった」「便利になった」というように、使ってみて良い体験をすると、利用者はその商品をまた買ったり、他の人に紹介したりするよね。
UX の向上を目指すことで、マーケティングに役立つんだ。
ここからは、マーケティング戦略について確認しよう。
マーケティング戦略とは、ライバル会社との競争に勝って、顧客に自社の商品を選んでもらうための戦略だ。
ここでは、試験によく出る4つのマーケティング戦略を紹介するよ。
セグメントマーケティング
セグメントとは、市場の人々を年齢や性別、居住地域などで分類したグループのこと。
セグメントマーケティングとは、セグメントごとに購買の履歴や傾向を分析することで、それぞれのセグメントに適したマーケティングを行う手法だ。
例えば、特定の地域の30代までと40代以上で購買の傾向が異なる場合に、それぞれに適した広告メールを配信することができる。
マスマーケティング
マスマーケティングとは、市場の人々を分類せず、市場全体に対して同じマーケティングを行う手法。
「マスメディア」や「マスコミ」という言葉は聞いたことがあるよね。これらと同じで、マスマーケティングの「マス」は、「大衆」を意味するんだ。
先ほど解説したセグメントマーケティングが対象者を限定するのに対して、マスマーケティングは対象者を限定せず、テレビコマーシャルのように、全員に同じマーケティングを行う。
ダイレクトマーケティング
ダイレクトマーケティングとは、消費者と直接コミュニケーションをとるマーケティングの手法。
多数の人へ一方的に呼びかける広告ではなく、ダイレクトメールや電子メール、電話などを用いて、一人一人の顧客に直接話しかけることで、商品の購入に結び付ける手法だ。
インバウンドマーケティング
インバウンドマーケティングとは、検索などで顧客が自発的に情報を見つけてくれるように、情報を用意しておくマーケティングの手法。
インバウンドは、「入ってくる」という意味。
つまり、インバウンドマーケティングは、顧客が自分の意思で「入ってくる」ことを想定して、自社のWebサイトやSNSなどを魅力のあるコンテンツにしておくんだ。
ちなみに、インバウンドに対して、アウトバウンドは「出ていく」という意味。
アウトバウンドマーケティングは、広告やダイレクトメールなどで、企業側から積極的にアプローチを行うマーケティング手法だよ。
ここで、インバウンドマーケティングに欠かせない「SEO」について確認しておこう。
SEO
SEOとは、検索エンジンで検索をした際、検索結果の上位に自身のウェブサイトが表示されるように対策を行うこと。
SEOは Search Engine Optimization の略で、日本語では「検索エンジン最適化」という。
検索結果の上位にあると見つけてもらいやすくなるため、インバウンドマーケティングを行う際にSEO対策はとても重要なんだ。
最後に、今まで見てきた「商品を売るため」の手法とは異なるマーケティング戦略を、2つ紹介しよう。
その他のマーケティング戦略
サービスマーケティングとは、商品ではなく、サービスに対してマーケティングを行うこと。
サービスには形がないため、形のある商品とは異なるアプローチが必要だ。
ソーシャルマーケティングとは、自社の利益ではなく、社会の利益を追求するためにマーケティングの手法を使うことだ。
試験ではこう出る！
・UX とは、利用者が商品やサービスを利用することで得られる体験。
・セグメントマーケティングとは、セグメントごとに購買の履歴や傾向を分析することで、それぞれのセグメントに適したマーケティングを行う手法。
セグメントとは、市場の人々を年齢や性別、居住地域などで分類したグループのこと。
・SEOとは、検索エンジンで検索をした際、検索結果の上位に自身のウェブサイトが表示されるように対策を行うこと。
過去問題
年齢、性別、家族構成などによって顧客を分類し、それぞれのグループの購買行動を分析することによって、集中すべき顧客層を絞り込むマーケティング戦略として、最も適切なものはどれか。
ア．サービスマーケティング
イ．セグメントマーケティング
ウ．ソーシャルマーケティング
エ．マスマーケティング
正解は、イ。
「顧客を分類」や「顧客層を絞り込む」というキーワードから、対象者を分類してマーケティングを行う「セグメントマーケティング」だと分かるね。
「年齢、性別、家族構成などによって分類したグループ」が、セグメントだ。
アのサービスマーケティングとは、商品ではなく、サービスに対してマーケティングを行うこと。
ウのソーシャルマーケティングとは、自社の利益ではなく、社会の利益を追求するためにマーケティングの手法を使うこと。
エのマスマーケティングとは、市場の人々を分類せず、市場全体に対して同じマーケティングを行う手法だったね。
以上が「マーケティング」の解説だよ。お疲れ様でした！
▼著者紹介　
・高橋 京介
・米サンノゼ州立大学卒業
・元メルカリiOSエンジニア
・Udemy：link.it-pass.jp/udemy
・問題集アプリ：app.it-pass.jp/
・著書
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