新1万円札の発行記念トークが14日、肖像に描かれた渋沢栄一の出身地・埼玉県深谷市で行われ、NHK大河ドラマで主人公の渋沢役を務めた吉沢亮が出席した。新1万円札を見た感想を求められて、吉沢は「つい先ほど本番10分前に、裏でマネジャーさんから見せてもらいました」と告白して笑わせ、「感激ですね。資料でたくさん見た渋沢栄一さんの顔がそのままお札になって。何とも言えない感情です」と感慨深げ。大河ドラマの撮影を振り返り、「せりふ量が尋常じゃない。人生で初めて台本をたたきつけました」と意外なエピソードを明かした。ほかに、渋沢の少年時代を演じた小林優仁、渋沢の姉役の村川絵梨、脚本家の大森美香、NHKのプロデューサーも同席した。
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