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「あれー、前もそっちの方行ってなかった?」
ヤマップのみまもり機能で、熱心に見守ってくれる居酒屋の親父から。
「そうだよ!隣の山みたいな感じ」
「えー、いっつもおんなじところばっかりだったら視聴者さんが飽きちゃうぞ」
と、私以上に視聴者さん思いの親父です。
今回の大室山は、前回の菰釣山とは一続きの稜線上にあります。
公共交通機関でアプローチしましたので、起終点を西丹沢ビジターセンターにしました。
白石峠へ登って、加入道山避難小屋で泊まり、翌日、大室山へと縦走し、犬越路へくだって西丹沢ビジターセンターへ、というコースです。
西、北丹沢の寒々しい景色が何とも言えず良い雰囲気で...好きですね。
寒波がやってくるという週末でした。
一夜にして山が白い景色になるのも、なんとおもしろいことでしょう。
東京も降雪があったようでした。
今回お世話になったのは、加入道山避難小屋。
西丹沢の避難小屋は、同じ作りですね。
行きのバスの中でお見かけした、デカザックを背負った男性陣は、どこに泊まるのかなぁ、と思っていたら、同じ避難小屋でした。
人がいるので、小屋の中はマイナス5度でも温かく感じます。
夜、星空を撮影するんだ!と言って、さびーさびー言いながらも、一生懸命シャッターを切っていらっしゃったお二人。
冒険にでかけて、星空というトレジャーをゲットしようとする、少年のまなざしが、ほんとうに微笑ましく、心が温かくなりました。
避難小屋に泊まるような人に、また出会えた良き旅でした。
宵の口、雪雲に覆われていた山も、翌朝は力強い日の出とともに始まりました。
みなさん、暗いうちに出発されましたので、また一人残って、だらだら過ごしました。
そして、快晴の青のもと、秀麗な富士山を眺めながら歩く縦走路は、ちょっと風が強かったけれど、ずっと楽しくて楽しくて...楽しい歩きでした。
撮影日:2024年1月13日(土)・14日(日)