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RPG第33話
岩山の村の家の中。
ロールプレイングゲームなら、勝手に人の家の中に入って家の中を物色しても怒られません。
この世界も人の家に勝手に入っても犯罪にはなりません。
鍵をかけていない方が悪いのです。
3人は勝手にいろんな人の家の中に入って村人たちといろいろな話を聞きました。
昔モンスターの右腕をへし折ったと自慢する男がモンスターについて教えてくれました。
モンスターは目が合うと、襲ってきます。
目が合わなければ襲って来ないらしいです。
静かにモンスターに気付かれずにしていれば少しくらいなら近づいても襲われる心配はないみたいです。
ただ、それはザコモンスターに限って言えることであって、強いモンスターだと、人間の気配がするとすぐに感づくので、やはりモンスターにはなるべく近づかない方がいいです。
他に、この村について教えてくれた女性もいます。
この村は岩で出来ています。
岩を加工して家やテーブルや椅子などを作っています。
その加工に必要な道具を鍛冶屋さんが作ってくれているそうです。
鍛冶屋さんが作る道具はどれも一流品で、岩の加工に耐えれる強度の高いモノを作ってくれるので、村の人たちはすごく助かっているみたいです。
やはり鍛冶屋さんはこの村にとって大切な存在なんだなあと改めて思ったユウシャでしたが、それと同時に、その1人息子のカジヤはこの村にとって将来とても重要な役割を担うことになるんだなあとも思いました。
そうこうしているうちに、そろそろ父の剣の修理が終わっている頃だと気づいた3人は、鍛冶屋さんの工房へ向かうことにします。
続く。