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広島県竹原市で長年市民の生活を支えてきた
「ゆめタウン竹原」が43年の歴史に幕を下ろしました。
エスカレーターのあるスーパーとして人気を誇った店の
最後の一日に密着しました。
11月27日、最後の営業日を迎えたゆめタウン竹原。
慣れ親しんだ店との別れを惜しむように開店から
多くの市民が詰めかけました。
1979年、「いづみ竹原店」として開業したゆめタウン竹原。
それは、竹原に出来た初めての大型商業施設。
特に地元の話題になったのが「エスカレーター」です。
■ゆめタウン竹原
竹下和弘店長
「(当時)このあたり一帯が子どもの遊び場の空き地でそこにある日突然
エスカレーターのある商業施設ができるということで町中大騒ぎになったと
聞きました」
今でも竹原では珍しい存在です。
エスカレーターはどうなるのか閉店が決まってから問い合わせが相次いだと言います。
★ゆめタウン竹原 竹下和弘店長
「エスカレーターに乗るために2時間以上かけて来たとか
エスカレーターの前で家族で記念写真を撮ったとか
(客にとって)特別な思い出がある店なんだなと知りました」
店舗の利用客は1日1500人ほど。
食料品から衣類まで幅広い品揃えで長年地域に愛されましたが
耐震性の問題などで、2022年7月、閉店が決まりました。
■利用客(女性)
「最初聞いた時は本当になくなるのという感じで
寄っていろんな買い物して途中でアイスを食べたりとかしていました」
夕方になっても客足は絶えません。
売り場は空っぽに。
およそ200人が集まり閉店の挨拶を見守りました。
■ゆめタウン竹原 竹下和弘店長(閉店挨拶)
「昭和から平成・令和と時代をつないでこの町の暮らしと共に歩み続けた43年間」
「本当にこれまでありがとうございました(客:ありがとう!拍手)」
■利用客(男性)
「僕の青春とずっと一緒にその時々の売り場が浮かぶぐらいに
43年間ただただ感謝ですよね。ありがとうという」
■利用客(親子)
「エスカレーターで昇り降りしたというのがあったので竹原でそういう店ができたのは
初めてでやはりなくなるとさみしいです」
竹原の人たちに多くの話題を届けた
エスカレーター。
ゆめタウン竹原は市民の憩いの場として
愛され続け43年の歴史に幕を下ろしました。
(2022年11月30日放送)
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