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オールドランタン コールマン200Aのオーバーホール実施、ジャンク品の復活を紹介しています。フリマでジャンク品扱いされ、激安で売りに出されていました。ジャンク品と言う事で覚悟はしていましたが、全く点灯せず、その他色んな不具合が有り、オーバーホールし甲斐の有る200Aでした。動画では不具合の内容、主要部位の構造図解、部品交換のオーバーホール内容、分解・組立手順等々を紹介していますのでこれから分解、組立、部品交換される方々の参考になればいいかなと思います。ジャンク品だとただの鉄くず、ガラクタでしたが、ちゃんと面倒を見れば一生の宝物になります。
【目次】
00:00 オープニング
00:12 不具合内容
01:20 使用工具・交換部品
01:45 ●分解手順
08:06 主要部位の構造図解
09:24 オーバーホール1 バルブアッシー
13:40 オーバーホール2 ジェネレーター
14:18 オーバーホール3 フィラーキャップ(ネジ無)
16:11 オーバーホール4 フィラーキャップ(ネジ有)
17:47 オーバーホール5 タンク
19:58 オーバーホール6 ポンプ
24:24 オーバーホール7 部品磨き
25:29 ●組立手順
31:47 点火・消火確認
【不具合内容、対策&交換部品】
①着火不良
点灯させようとするとエアーばかり出て、ガソリンが上がってこずの着火不良。
⇒原因はフューエルエアーチューブ内の錆、異物堆積の為、固着、配管詰まり★錆、異物除去。また、スプリングのヘタリも有ったのでスプリング交換。
★新品交換:フューエルエアーチューブ内スプリング(¥280)。
②バルブステムナットよりガソリン滲み
バルブステムナットよりガソリンが黒く滲んできていました。ランタン着火時にガソリン引火の恐れがあります。
⇒増し締めで対応と思いましたが、消耗もしていましたのでグラファイトパッキン交換。
★新品交換:グラファイトパッキン(¥330)
③ジェネレーターのアスベストチューブの汚れ、劣化
アスベストチューブが黒く、炭化していました。劣化によりジェネレーター内のフィルターやニードル穴を詰まらせ、ガソリン噴射不具合になる事となります。
⇒アスベストチューブの交換
★新品交換:アスベストチューブ(紙筒)(¥450)
④フィラーキャップガスケットの亀裂、劣化
ガスケットの亀裂とゴムの硬化が有りました。ポンピング加圧したエアーが逃げてしまいます。
⇒フィラーキャップガスケットの交換
★新品交換:フィラーキャップガスケット(ネジ無し)(¥100)
★新品交換:フィラーキャップガスケット(ネジ有り)(¥100)
⑤タンク内塗料剝れ、錆
タンク内の錆止め塗料が劣化して所々剝れていました。残った塗料も剝れるのは時間の問題で、フューエルエアーチューブ内、バルブアッシー内のガソリン供給の通り道をいづれ邪魔する事でしょう。また錆も有りました。
⇒M4~M5程度のナット60個をタンク内に投入し、シェイクし、★塗料、錆の除去。
⑥ポンピング不良
ポンピングがスカスカで加圧が上手くいかない。
⇒ポンプカップの交換。
★新品交換:ポンプカップ(¥380)
⑦金属の汚れ、クスミ
バーナーアッシー、ジェネレーター、バルブアッシー等の真鍮部品、金具の汚れ、クスミ。
⇒金属磨きのピカールにより★真鍮部品、金具磨き
以上の不具合対策をおこないました。またコールマン200A 交換パーツの購入先は
コールマンパーツショップ ノースフィールド さん Coleman Parts Shop North Field
【必要工具・材料】
①インチ用のスパナ・メガネ サイズ 7/16、1/2、5/8
※スパナだけでも問題有りません。
②モンキー 大小
※バルブアッシーをタンクから外す時、力がいる場合大きい程良い。
③マイナスドライバー、精密ドライバー
④プライヤー
⑤液状ガスケット(タンクとバルブアッシーネジ部)
品名:液状ガスケットKC-107 5g 株式会社キタコ(¥560)
※万が一の漏れ防止としての使用ですが、必ず耐ガソリン仕様の事
⑥ルブリカント(潤滑剤)
コールマン リュブリカント 149A5361 (¥770)
⑦ピカール(金属磨き)
品名:ピカール液 500g 日本磨料工業株式会社(¥474)
【関連動画】
コールマン 200A 点火&消火手順 構造図解
• コールマン 200A 点火&消火手順 構造図解