林業では林木を伐採して搬出するために山林内に作業道をつくる必要があります。今回は林業を営む上で人工的につくった作業道が美しい野鳥「カワセミ」の繫殖に貢献しているだろうという私の推理をお見せします。これまでにつくった作業道において100％に近いくらいカワセミが営巣したことを確認しています。コバルトブルーの美しいカワセミは、意外と身近な小川で見られますが営巣場所は自然に崩土した川岸などに見られるらしいです。私は林業現場内の作業道でカワセミの営巣を頻繫に確認しています。カワセミの生態に関心のある方がいらっしゃれば是非研究材料にしてほしいです。