令和4年10月15日に災害対応訓練を行いました。
首都直下地震を想定し、「東京湾北部を震源とするM7.3の地震による東京都区部の広範囲に震度6強の揺れが発生」といった地震災害対応に「コロナ禍における感染者対応」を新たな取り組みとして加えた訓練となりました。
災害拠点病院である当院は、災害医療を提供する上で地域において中心的な役割を担っており、都内で大規模災害が発生した場合には、数万人単位の傷病者の発生が予想されている為、災害発生時には地域の連携、協力体制の構築が不可欠です。
墨田区医師会をはじめとした関係機関、向島消防署、向島警察署などの行政機関のご協力により、相互の連携体制構築を目的とした合同訓練を行うことができました。
構想段階から準備に奔走しながらも、院内外の皆様の多大な協力のもと、感染症を含めたトリアージの実施、重症度、緊急度に応じた診療を実施しました。
様々な課題に臨みながらも大きなトラブルはなく、当日は無事に成功し、災害拠点病院として今後の災害対応指針の一つとなるような訓練を行えたことは大変喜ばしく、多忙な中ご協力頂いた皆様に、心より感謝を申し上げます。
今後起こり得る大規模災害に対応すべく、本訓練で得た反省点や改善点を振り返り、災害対応力の強化、地域防災力の向上を図って参ります。
NHK 首都圏 NEWS WEBにて訓練の様子を取り上げて頂きました。
www3.nhk.or.jp/shutoken-news/...
「令和4年災害対応訓練」
ご協力くださった皆様に心より感謝を申し上げます
◆主催
医療法人伯鳳会　東京曳舟病院
◆共催
墨田区役所
墨田区医師会
墨田区歯科医師会
墨田区薬剤師会
墨田区柔道整復師会
東京都訪問看護ステーション協会
◆参加機関・団体
東京消防庁　向島消防署
警視庁　向島警察署
東武鉄道株式会社　曳舟駅
東京墨田看護専門学校
東京医薬看護専門学校
介護老人保健施設ベレール向島
特別養護老人ホームしらひげ
◆協力病院
同愛記念病院
平成立石病院
東京医科歯科大学病院　救命救急センター
◆協力企業
（株）ノルメカエイシア
公益財団法人 　献血供給事業団