１７日、大阪市の天王寺動物園でチンパンジー１頭が飼育エリアから一時逃げ出した問題で、園側が先ほどから会見を開き、謝罪をしたうえで、動物の通路にある２０センチの隙間から逃走したことを明らかにしました。
　天王寺動物園では、１７日午前、新しい獣舎にチンパンジーを移動させる作業をしていたところ、メスの１頭が逃げ出し、捕まえようとした獣医師の男性が顔をかまれてケガをしました。
　チンパンジーは、麻酔銃を撃たれて木の上に登り逃げていましたが、約３時間後、木から落ちてきたところを捕獲されました。市によりますと、捕獲されたチンパンジーに目立ったケガなどはないということです。天王寺動物園は、先ほどから会見を開き、逃走のいきさつを説明しています