ヤンキースはall for one, one for allという勝利の為には犠牲を厭わないというチャンピオンになる為に日々プレーをしているチームで少し異質。この世界一のチームで松井は自己犠牲の精神を持ちながらも素晴らしい成績を残し、ワールドシリーズでは勝利に多大なる貢献をし、MVPまで取った。この明らかに他チームとは違う伝統あるチームのスピリットを受け継ぎ、Yankeeと認められ、ニューヨーカーにも愛され続けたのは、松井秀喜の精神、人格、野球技術があったからこそであり、それだけでもグレート。個人成績のみを追求していた選手には、チームスポーツとしてのベースボールの側面や精神は理解できないのかもしれない。特に、長嶋茂雄も言っていたようにヤンキースは独特で、個人成績だけでは測れないものがあり、このチームで試合に出続ける事がどれだけ凄いことなのかなかなか理解されないのはとても残念です。 松井秀喜がMVPを取った年からその後ヤンキースが優勝できてないのは、松井秀喜やデレクジータ、バーニーウィリアムスといったフォアザチームに徹した選手がいないからなのかもしれない。 とにかく松井も大谷もグレートであることは間違いないし、日本の宝、比べる事自体ナンセンス。