MAG7:Rhapsody No.1/M.Burritt
打楽器奏者でもあり、イーストマン音楽学校で教鞭を執るMichael Burritt が、彼自身の生徒に触発され書いた曲である。
曲名の「MAG7」とは"The Magniticent Seven"(最高に素晴らしい7 人)という言葉を略した造語である。曲は主に2 つの大きな要素によってつくられており、1 つ目は、冒頭のマリンバのソロによって繰り返し提示される高速な16 分音符のモチーフである。このモチーフは、7 人全員が楽器や調性を 変えて持っており、ソロで提示されたり、フーガのように使用されたりと、様々に形を変えて現れている。
2 つ目は、"5"という数字である。曲の始まりのセクションでヘミオラで表される5 連符が、場面展開や、転調のきっかけとして用いられていたり、4 拍子で進行していく中、5 拍子の動きをする奏者が同居していたり、"5"にまつわる作曲技法が多く使われている。
各モチーフがラプソディックに変化していく様や、緻密なアンサンブルが視覚的にも楽しめる作品となっている。疾走感溢れるサウンドを是非お楽しみに。
Marimba 1A 滝本
Marimba 1B 長堂
Marimba 2A 大西
Marimba 2B 菊地
Vibraphone 1 木村
Vibraphone 2 荻野
Percussion 足立
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