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アメリカのトランプ政権で、かつて国家安全保障問題大統領補佐官を務めたH・R・マクマスター退役陸軍中将にテレビ東京NEWSモーニングサテライトの豊島キャスターが単独インタビュー。マクマスター将軍は、かつての湾岸戦争で9両の戦車を直接率いてイラク軍の戦車約30両を殲滅するという戦史上類い稀な戦歴を持つ軍人であり、歴史学の博士号を持つ学者でもある。
対テロ戦争後のアフガニスタンやイラクでの任務では、地元の人々との対話を重視した治安維持戦略で実績を上げた。また現役の軍人かつ歴史学の研究者としての立場からベトナム戦争の政府の意思決定を強く批判した『職務怠慢』(Dereliction of Duty)はアメリカ軍関係者でも広く読まれたことで知られる。今年、アメリカ政府が機密指定を解除したことで、“台湾防衛”が明記されていることが明らかとなり議論となった戦略文書『インド太平洋戦略』。実はこの戦略を作成したのが当時ホワイトハウスで外交・安保政策の司令塔だったマクマスター氏でもあった。
マクマスター氏をめぐっては、日本でも最近、著書『戦場としての世界:自由世界を守るための闘い』(BATTLEGROUNDS: The Fight to Defend the Free World)が出され、アメリカの外交・安保の政策の第一級の専門家が見た現代の国際政治への厳しい分析が話題となっている。
同盟国にとって、今のバイデン政権は信頼できるパートナーなのか?同盟国を守る気があるのか?当事者しか知り得ない実相についても聞いていく。
★機密指定を解除されたえアメリカの戦略文書「インド太平洋戦略」は以下のリンクから閲覧できます。
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※湾岸戦争でアメリカ軍が使用した劣化ウラン弾により、現地のイラク住民らに健康被害が生じた可能性があることを付記しておきます。
※動画内の湾岸戦争時の写真は、必ずしも“73イースティングの戦い”を示しているものではありません。
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