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去年、静岡県熱海市で起きた大規模な土石流では、起点となった盛り土が被害を拡大させたとされています。
7月で発生から1年を迎える中、盛り土がある土地の現在の所有者がテレビ静岡の取材に自身の考えを主張しました。
記者:テレビ静岡です
現所有者:
テレビ東海か何かは知らないけど、人の仕事の邪魔をするな。
記者:
1年経ちますね
現所有者:
ああ。(Q.遺族の方は...)そんなことは法律が決めることだ、お前たちのしゃしゃり出る幕じゃないんだよ
去年7月、熱海市伊豆山を襲った土石流を巡っては、違法に造成された盛り土が被害を拡大させたとみられていますが、現在の土地所有者はその責任ついて認めていません。
熱海市議会の百条委員会は5月、ウソの証言をすれば罰則も与えられる「証人尋問」の対象として、現在の土地所有者に聞き取りを行いました。しかし...
委員:
10年、所有者として安全管理にどのようなことをしたか
現所有者:
安全管理の必要性が私にあったのかなかったのかも記憶にない。確認したこともありません。誠に恥ずかしながら、これが現実です
危険な盛り土の存在を知らなかったと主張。そもそも自分が持っていた土地が崩れたことに対して責任はないのか、代理人の弁護士はこう答えています。
河合弘之弁護士(現所有者の代理人):
崖が本当の自然のままであれば、原則として責任は負わないと思います。ただし、その崖が極めて危険だということがわかっていたとすれば、一般の不法行為責任が発生すると思います。危険だと知らされたこともなければ、兆候も見たこともない
そして現在の土地所有者は6月、テレビ静岡の取材に対し自身の考えを主張しました。
記者:
遺族は言葉を求めていますが
現所有者:
違うんだよ。お前らにはわからん
記者:
前所有者は責任はないと主張している。あなたが主張しない限り向こうの主張が世に通っていくのでは
現所有者:
いいよそれで。(それで問題ない?)ああ、いいよ。お前たちの思わぬ了解がとれるからいい
土石流の発生からまもなく1年。土地の現旧所有者に対する警察の捜査もおこなわれているほか、遺族らが損害賠償を求める裁判が始まっていて、こうした場で責任の追及が進められることになります。
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