エンディングで嵐の音のみが流れて、それを前に観客が「黙る」という構図になっていたのが秀逸だった。

モリ―に資産を集中させるため、他の姉妹より先に死なれては困るので、むしろ　生かすためにインスリンを打っていた　⇒　他の姉妹が死んだ段階で毒薬を混ぜ始めた、というのが正しいストーリーだと思います。

アーネストがお仕置き受けてる場所は教会じゃなくてフリーメイソンのアジトですね。 メイソンの印もありましたし、キング自身メイソンの話してますし。

スコセッシは「カジノ」ぐらいまでで完成した自分のスタイルを一旦封印して,２０年ぐらいかけて自分のスタイルを再構築してきたと思う。今作はその集大成の気がした。特に大きなギミックも無しで、普通にテンポ遅い映画なのになんでこんなおもろいの？というレベルに到達している。

ラストのアメリカっぽさを批判されていましたが、私は結構誠実な映画だと感じました。 主人公は確かに謝ろうとしていましたが、結局ちゃんとした謝罪になってないし、それに対して赦しを与えるかどうかは先住民側のモリーにかかっています(そしてモリーは赦しているのかどうか曖昧です)。ラジオドラマのくだりでは、観客も演者側も皆白人です。それはドラマが発表された当時の状況もあると思うのですが、監督本人が出ていることから分かるように、この映画自体が作り手も観客もその多くが白人(すなわちマジョリティ)であることを風刺しているのだと思います(つまり映画というもの自体がマジョリティに占有されているということです)。そのためどんな方法を取っても(例えば主人公をモリーにしたとしても)、結局その映画はマジョリティ側の視点を含んでおり(なぜなら作り手もマジョリティであるから)、作り手と観客、さらにカメラの対象となる人々の関係は構造的にパワーバランスが偏っているということです。

臨終のシーンため息ついてしまうくらい本当に良かったです。

最高でした！大傑作だと思います。（体感、2時間15分） 製作総指揮のディカプリオの脚本変更は英断でしたね。 アカデミー作品賞の可能性もあるのでは？と思いました。（闇に踏み込み過ぎてるかもしれませんが、、）

はじめて試聴しました。いやあ面白かったです。劇場に行ってみたいと思います。ありがとうございました。

インスリンで衰弱ではなく、インスリンに毒を混ぜていたからかと思います！ 映画は今年1番でした👏

最高に好きな映画でした

スコセッシのライフワークとも呼べるような「白人、男性、キリスト教の欺瞞」を濃厚に描いた作品でしたね。 素晴らしい解説をありがとうございました。

これは大好きなゼア・ウィル・ビー・ブラッド感が溢れてますね！原作本も買ったし、あとはDVD購入を楽しみにしてます😊

柿沼さんの結末-エピローグパートの解釈が秀逸すぎるわ・・そこまで全然読み取れてなかった・・

最高だった。

アルパチーノじゃなくて、デニーロです笑

キングの農場が焼かれてるシーンはどういう意味だったんでしょう？

この映画は複雑な内容で長い映画なのに映画内で何が起きているのかというのが複線方式じゃなくてすぐに分かりやすく描いているのも分かりやすかった またこれだけ長いと何の話だっけって？他の映画だとなるけど一貫したテーマと飽きない面白さでシーンとか流れも覚えてるのも評価高い

モリーは結婚前からカトリックじゃないですか？冒頭付近のシーンで「次の世代はアメリカの文化のもとで、、」みたいなシーンがあったのでモリー(のその世代)はカトリックだと思っていました。 もちろんオセージの文化や伝統も大切にしていたとは思いますが。 信仰に厚いモリーだったからこそ、カトリックのアーネストに宗教を確認して信頼した飲まないと思っていました。

「赦しを与えたのはキリストではなくモリーの愛だった」にこの映画の全てが凝縮されてるなぁ。とても腑に落ちる解説

悪の凡庸さ、日常性を見事に描いた傑作だと思いました。支配と隷属、差別と強欲。花を殺していく雑草の月。それでもオセージという花は消えなかった。

何かとカッコよく描かれがちな「悪」のくだらなさと恐ろしさを同時に描いていた。 悪党をエンタメにしていないのがいい。

他人にやらせた罪は告白できたけど、自分の犯した罪は告白できなかったんよね結局

エンドクレジットに「ロビー・ロバートソンに捧ぐ」とありますが、この映画の音楽を担当されている方で、スコセッシ映画の音楽を数々やっています。（彼は2023年に亡くなられています） ロビー・ロバートソン自身の出自がネイティブ・アメリカン（母親がモホーク族）であり、彼のスライドギターの音が生々しくも静かな怒りに満ち満ちているのを感じました。

20:25 ここからの語り、モリーがインスリンで死んだみたいに聴こえますが、ガッツリ毒薬入れてましたよね😂

いや、もう家にBlu-rayあるのかってくらいの解説だな。。

主役3人の演技で魅せながら我々に深く問いかけてくる映画でした。大好き。

スコセッシのこの映画がお好きなようで嬉しいです。ロバート・デ・ニーロ演じるキングはキリスト教でなくてフリーメイソンです。お仕置きのシーンはメソジスト寺院で行われました。ですから、エリート主義者です。しかし、西洋による植民地化はキリスト教の布教とペアになっていました。スコセッシは敬虔なカトリックですから、キリスト教批判は甘かったと思います。 最後の解釈は私は違っていて、デカプリオ演じるアーニーが毒について嘘を言ったので、モーリーはアーニーの愛も信じられなくなり、愛想をつかしたのだと解釈しました。

熱意を優先してミステイクをイキにする姿勢、支持します。

でも最後モリーに「薬に何を入れてたの？」と聞かれた時に答えられていなかったから、死ぬとわかって毒を混ぜてたんじゃないですかね。

ネイティブアメリカンの方たちは、「土地を所有する」という概念も無かったらしいですね。

デニーロはアメリカ版でんでんということか…！

センノウってその相手から離すと目が覚めますよねー。 近くにいるから殺すことも仕方なかったけど、離れたから気づいたのでは。。。

アーネストとモーリーの子どもたちのその後が気になる

この内容は100年前にあった本当のことです。事件のあったオセージ郡パファスカという町です。約半年映画関係者は地元に滞在し700時間以上の撮影でした。 当時は世界1お金持ちの町になりましたが、後見人制度があり直接お金が使えませんでした。モリーがお金の報告してましたよね。ああやって許可をもらいお金を使っだのです。

ブルース、かっちょえ

柿沼さん待ちくたびれたよ

エンドロール、美しい。

アカデミー賞取りそうな匂いがプンプンする

最後の劇中劇のシーン、時は流れてゴシップを楽しみとして聴いてる白人にゾッとしました。

個人的には淡々と話がすすむので好みではなかったです😢 こういう映画のおもしろさを分かることができるようになりたい😢

トイレ我慢できそうにないから、後回しだな。 映画館では鑑賞は無理。

これもしかしてトイレ休憩無い？

タランティーノだったら最後ネイティブアメリカンが白人を皆殺しにしてたでしょうね それくらいのカタルシスがないと辛かった

正直凄く格調高い割には実態はわりとといつもの「激安犯罪者もの」で、良いんだけどイマイチ上がるぅ〜な瞬間がなかったです。故に落差がそんななくて、ショボショボになる没落からの〜なラストの感慨がなぁ…。それにしてもウカンダってブラックパンサーをどうしても連想してしまう。

アルパチーノって言った？

アーネストがやたらとカウボーイって子だけを心配してて？ってなった。

長いしどんよりした雰囲気があったけど 割とテンポ良く人が死んでいくのが良かった。

面白くなかった こういう極端な演出.表現をせずにリアルを売りにしてる映画は主人公に感情移入したり終わるまで釘付けになるようなストーリーだったりってのが無いと正直キツい 原作知らないけどデ・ニーロのキャラも悪になりきれてなく中途半端で迫力も無かった どこかカリスマ性を感じてしまうぐらいの巨悪を観たかったし ディカプリオはまぁ安定なんだけど各キャラクターの心情を満遍なく描いた結果誰にも感情移入出来なかった 最後の劇団に切り替わったシーンも今まで何観せられてたんだよってバカバカしくなったし どんなジャンルの映画でも面白かった映画は2回目観たいと思える映画だと思うけど この映画は2回目観ることは無い