沖縄修斗vol.2 本戦 第9試合バンタム級(-56.7kg)　5分 2R
平良達郎(THEパラエストラ沖縄)
vs
大翔(総合格闘技道場BURST)
未来の総合格闘技界を背負って立つであろう2人の対戦がプロフェッショナル修斗沖縄大会で決定した。
2017年全日本アマチュア修斗選手権を優勝し、アマチュア修斗10戦10勝でプロ昇格した平良達郎は翌年デビュー、その勢いのまま新人王を獲得。2019年初戦は東京の実力者関口祐冬(修斗ジム東京)に何もさせず判定勝ち、9月に行われたプロフェッショナル修斗大阪大会では2018年ベストバウト賞を獲得した名勝負製造機、世界ランカー小堀貴広(ゴンズジム)に1R60秒KO勝利、プロ戦績4戦4勝、無敗ロード驀進中の業界最注目株だ。関係者の評価も非常に高く、現在19歳にして修斗世界ランキング8位に名を連ねている。
対する大翔は15歳、高校1年生で全日本アマチュア修斗3位に入賞しプロ昇格。デビュー戦を修斗で勝利し、その後WARDOG(関西圏のCAGEイベント)に活動の拠点を移しMMA戦績7連勝、WARDOGフライ級のベルトを奪取し、韓国ROAD FCでも試合経験のある現在17歳の将来を期待される広島のホープだ。
将来有望な選手同士の潰しあいの一戦となるが、若い2人にとってここでの勝敗は通過点であり、ライバルストーリーの序章に過ぎないのかもしれない。21世紀に生を授かったまだ十代の2人。未来は可能性に満ち溢れており、その可能性は今後広がるばかりだ。
数年後、未来の日本格闘技界を背負っているであろう2人の貴重な一戦を今回来場した観客は目撃することになる。未来の2人の活躍に妄想を膨らませながら、2人の戦いを存分に楽しんでいただきたい。