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• 虐殺が起きたルワンダに実際に行ってみて感じたこと
1994年にルワンダで起きたジェノサイド。
なぜ50万人ものツチ族が虐殺されることになったのか。
その経緯を歴史的な背景から紐解いていきます。
#ルワンダ #虐殺 #世界史
【用語集】
・ヨーロッパの国々がアフリカを早いものがちで自分のものにしていいと決めた会議…ベルリン会議
・ドイツがルワンダを支配した際に存在していた王国…ニギニャ王国
・ベルギー支配時代のルワンダを含む地域の名前…ルアンダ＝ウルンディ
・ツチ族が他の民族よりも優秀だとした作り話…ハム仮説
・ツチ族の支配からの解放を目指したフツ族のグループ…パルメフツ
・フツ族による革命後、多くのツチ族が避難した国…ウガンダ
・ルワンダに帰り再び国を取り戻すことを目指したグループ…ルワンダ愛国戦線（RPF）
・ルワンダ内戦時に両者が仲直りをするために交わされた約束…アルーシャ協定
・暗殺されたルワンダの大統領…ジュベナール・ハビャリマナ
・ツチ族を排除してルワンダをフツ族だけの国にするべきだという過激な考え方…フツパワー
・ルワンダにいた国連部隊…国際連合ルワンダ支援団（UNAMIR）
・ルワンダにいた国連部隊のリーダー…ロメオ・ダレール
・特定の人種や民族などがその存在を消滅させられることを目的に危害を加えられること…ジェノサイド
・アメリカが19名の兵士を失った戦い…モガディシュの戦闘
・ルワンダ虐殺と同時期に起きていたヨーロッパの紛争…ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争
【参考文献】
武内 進一 『現代アフリカの紛争と国家』, 明石書店, 2009
Philip Gourevitch, 柳下 毅一郎（訳）『ジェノサイドの丘 ルワンダ虐殺の隠された真実』, WAVE出版, 2003
西村 篤子『ルワンダの民族紛争とエスニシティ』, 大阪大学大学院国際公共政策研究科, 2002
鶴田綾『ルワンダにおける歴史認識と民族対立』, 日本国際政治学会, 2015