Japanese train running sound and view in the car.(TOKYO/Toyo-Rapid- Railway/Series2000/MITSUBISHI-VVVF)
東葉高速鉄道2000系の2109F駅発着シーンと、2111F,2101F走行シーンです。VVVFは東京メトロ05系13次車と同じ三菱IGBTの2レベルタイプで、純電気ブレーキを備えています。
・「営団勝田台線」のDNA
1970年代当時、人口増加が著しかった千葉県八千代市方面へのアクセス改善として、西船橋へ到達していた東西線を勝田台へ延伸する計画が立ち上がり、営団地下鉄が「勝田台線」として建設に向けて動きました。しかし競合する京成からの猛反対や営団としてのエリアを逸脱することもあり、最終的には第三セクターの東葉高速鉄道を設立して1996年に西船橋〜東洋勝田台間が開業しました。この際の車両は営団5000系を転用した1000形10連10本が用意され、東西線と一体で運行されてきました。しかし東西線がATC更新を迎えると、この1000形を改造せず新車更新の方が得策と判断され、2004年に登場した東葉高速線の第2世代車両が2000系となります。新車投入にあたっては会社の体力的に独自調達は合理的ではない為、東京メトロに設計やメーカー発注を委託する形とされたのが特徴で、同社の05系13次車と一括発注することで大幅に導入コストを抑えています。細かな設計には東葉高速社員のアンケート結果が反映され、05系13次車とは実質的に色違いの兄弟車で、2000系は05系投入終了後の2006年まで計11本が製造されました。本動画の2101Fなど一部編成は座席モケットの更新も進められています。営団としての運営が叶わなかった東葉高速線ですが、営団からのDNAが入った車両が活躍しています。
18-5.東京メトロ東西線・東葉高速鉄道 / Tokyo metro "Tozai-Line"/Toyo-Rapid-railway
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