静岡市葵区の城北公園にカフェや駐車場を整備する事業に対する住民監査請求の意見陳述が行われ、市側は事業の正当性を主張しました。
　
　静岡市は葵区の城北公園に、公園利用者用の駐車場や駐車場付きのスターバックスコーヒーを官民連携で設置する計画を進めています。この計画に対する住民監査請求では、市が市民参画の手続きをせずに計画を進めていることやあわせて73台もの駐車場は公園に対して大きすぎで、多額の公金をかけて整備することは違法であるなどと主張。静岡市が民間企業と締結する予定の実施協定の差し止めを求めています。3月30日、請求人と市の担当者による意見陳述が行なわれ、地元住民らは「公園内に駐車場を整備するのは利用者にとって危険」、「行政の意識が事業者だけに向き地域住民に向いていない」などと市を批判しました。一方、この事業を担当する市の職員は「城北公園の改修に市民参画手続きは義務づけられていない」とした上で「市民ワープショップを行うなど意見聴取には努めてきた」と主張。大きすぎると指摘された駐車場については「公園利用実態調査のデータに基づき算定した」などと反論しました。この監査の結果は5月7日までに公表されます。
#オレンジ6　#おれんじ　3月30日放送