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2021.05.02
performed by / Moe Kitamura (北村 萌)
この楽曲はコーンスピーカー二台を使用し、
振動するスピーカーに様々な楽器やツール(鎖や紙、自分自身の手など)を
あてがうことで出る音から構成されています。
楽譜には音符の記載はなく、
あるのは何分何秒に"どの楽器(ツール)"を"どのような動き"で
使用するかという点と、少しのダイナミクスのみ。
図解に近い形で楽譜が書かれています。
細かく分数指定があるものの、
同じ楽器によって作り出される時間は非常に長く、
奏者の発想によってその印象は大きく変わります。
自分自身の手で楽器を鳴らすのではなく
コーンスピーカーによる一定の振動のみで16分23秒もの間
演奏することは、私自身非常に難しく感じ、同時に興味深い課題でもありました。
この曲には無限の可能性があると感じています。
有難いことに この先まだこの楽曲を演奏する機会があるので、
今は、もっと同じ楽器で演奏する時間内で可能なアーティキュレーションのレパートリーを増やしていくことがまず課題だと感じている次第です。
精進いたします。
北村 萌
Twitter : / mektmr_pemar
note : note.com/mektmr_marper
12歳より打楽器、14歳よりマリンバを始める。
神戸山手女子高等学校音楽科を経て同志社女子大学学芸学部音楽学科演奏専攻管弦打楽器コースを卒業
現在Conservatorio della Svizzera italianaにて研鑽を積む
2011年、明石市と無錫市の提携三十周年を機に、音楽交流を目的とした結成された明石市立中学校選抜吹奏楽訪中団の一員に選抜され、中国無錫市への演奏旅行に参加
2017年、びわこミュージックハーベストのオーディションに合格し、公開アカデミー及び演奏会に参加
第10回神戸新人音楽賞コンクール管弦打楽器部門 優秀賞
第18回大阪国際音楽コンクール民族楽器部門 第3位
第3回堺管打楽器コンクール一般の部打楽器部門 第1位、及びヤマハ賞(特別賞)
第21回長江杯国際音楽コンクール大学の部打楽器部門第2位
第34回関西打楽器協会新人演奏会にてYAMAHA賞を受賞し、その際協会の推薦により関西代表として全日本打楽器連盟主催の新人演奏会に出演
第6回オーストラリアマリンバ国際コンクール セミファイナリスト
第2回東京国際マリンバコンクール第2位およびベスト・インプレッション・アワード
第18回イタリア国際打楽器コンクール マリンバ部門 カテゴリーBファイナリスト
など国内外問わずセミナーやコンクールに積極的に参加し多数受賞している