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全国各地でこういった行事が行われていますが、「三九郎」と呼ぶのは主に松本市や安曇野市周辺の地域だけのようです。県内の他の地域では「どんど焼き」と一般的に呼んでいます。多くは田んぼや畑の真ん中、あるいは河原でぐるりと地元の大人や子どもが見守る中行われます。
長野県内では、この「三九郎」や「どんど焼き」がとても盛んです。今年は1月の9日・10日に県内各地で竹や木で「やぐら」が組まれ、多くのダルマがたわわにぶら下がり、激しい炎で焼かれました。
市内を車で走ると、あちこちでこの「やぐら」を目にします。大小様々なダルマが突き刺さった光景は、この地方の冬の風物詩です。
しかし、穂高神社の境内で行われる三九郎とあって、高さは10mほどあり、やっぱり盛大です。境内南側の駐車場に建てられたやぐらには、大きいダルマ、小さいダルマ、神棚や松飾りなどとても賑やかです。
今年は1月10日正午ごろに地元の小学生によって点火されました。火はパチパチと勢いよく音をたて、またたく間に一気に広がりました。
ダルマは内部が空洞のため、時々爆発して「火だるま」になったダルマが飛んできます。そのため、あらかじめ穴を空気を抜いておきますが、それでも、穴が空いてないダルマの爆発音が頻繁に聞こえてきます。
しかし、このダルマの爆発音がまたいいかも・・・
ものの30分ほどでダルマはほぼ焼け落ち、後に白い灰が残ります。残り火で、柳の枝に刺したまゆ玉(繭玉)を焼いて食べます。まゆ玉は米粉で作られた団子で、三九郎の火で焼いて食べると健康で過ごせるとされています。最近はマシュマロも多いようです。
ちなみに、松本山雅のJ2残留の夢はかないませんでした(2:37)。虚しく両目が入ったダルマが燃やされます。
穂高神社:長野県安曇野市穂高6079
JR穂高駅から徒歩3分です。
年末年始、イベント時は臨時駐車場を利用できます。
#穂高神社#三九郎#どんど焼き#安曇野市