１０月３１日、プロランナーの川内優輝選手が鳥取県智頭町の小学校を訪れ、特別授業を行った。
１０月３１日、鳥取県智頭町の智頭小学校を訪れた、プロランナーの川内優輝選手。川内選手は、父親が隠岐の島町出身のため、何度も山陰を訪れたことがあるという。
この日は、川内選手の座右の銘「現状打破」をテーマに学生時代の挫折や公務員ランナーとして働きながら、多くの大会で入賞した経験などを児童に話した。
また、２０１８年にアメリカで行われたボストンマラソンで優勝した際の金メダルを生徒に見せていた。児童は間近で見る金メダルに興奮した様子だった。
そして、秋晴れの空の下、川内選手と選抜された児童１２人が校庭で約３．４キロのリレー対決が行われた。川内選手の軽快な走りに児童も必死で食らいつくも結果は川内選手が勝利。プロの意地を見せた。
生徒
「（川内選手は）予想以上に速かったです。川内選手みたいに（足が）速くなっていきたいです」
「１周目追いつけるかと思ったんですけど、やばいもう無理だと思って。野球をやってるので（学んだことを）生かしたいと思いますし、努力がすごく大切であることを学びました」
プロランナー　川内優輝選手
「智頭の子たちから将来駅伝とかマラソンで活躍するような子が出てくればなと思います。ちゃんと自分も結果を残さないといけないという風に力になりますので、私が頑張れば前一緒に走った子も喜んでくれると力に変えて頑張っていきたいと思います」
川内選手は、来年のパリオリンピックを目指して、今後も大会に出場するとしている。
（2023年10月31日放送　ニュースevery日本海より）
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