太陽熱消毒するなら7月下旬が最適です。より効果的に殺菌殺虫したいなら石灰窒素を鋤き込んで水をたっぷりかけて透明ビーニーるで密封します。水を掛けて密封するだけでも効果がありますが、石灰窒素のシアナミドの殺虫効果が加わって害虫駆除効果が高まります。嬉しいことに、シアナミドは窒素になって畑に残りますが農薬としての毒性はなくなります。
水を含ませて透明ビニールで密封しておくと太陽熱で表面温度が60度近くになり、熱伝導で地下10～15㎝まで50℃ほどの高温になります。これで害虫や害虫の蛹や卵、カビ菌や雑草の種などを蒸し焼きにします。
経験上、ヨトウやネコブセンチュウがかなり少なくなると言えます。一番暑い時期で作業も大変ですが、薬剤を使わない確実な方法です。