選手を見て打ちたいフォームを真似する方は多い方と思います。フェデラーのバックハンドがかっこいい！エナン（古い！）の片手バックが打ちたい！と思っても同じようにスイングできないという方は多い方と思います。
そもそもスイングには縦振りから横振り（中間の斜め振り）がありますが、グリップの握り方（ウェスタン＝厚い/セミウェスタンやセミイースタン/イースタン＝薄い）によってスイングワークが違うことを理解している方は少ないように思います。厚い握りはラケット面が伏せられ、薄い握りは面が上向くため、横振りによるヒッティング軌道が良いのか縦振りによるラケットワークが良いのか違います。憧れるフォームと同じようにスイングするためにはグリップから見直す必要があり、グリップによるスイング軌道を理解する必要があります。
なりたいフォームと今のグリップの相性が悪い場合に握りを変える必要がありますが、手のひらの感覚というのは非常に重要で変えることは大きな違和感から慣れる必要があります。格好重視でどうしても「なりたいフォーム」を目指すなら良いと思いますが、自分のグリップにあったスイングで上達していくことをお勧めします！