俳優の天海祐希（55）、松下洸平（36）が11日、都内のスタジオで行われたカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』（17日スタート、毎週月曜　後10：00）の制作発表会見に登場。同作で“最強タッグ”を演じる2人だが、会見でも仲のいい空気感の伝わる掛け合いを見せた。
　同作は、頭脳明晰で変装の達人の女探偵・上水流涼子（天海）が、IQ140の相棒・貴山伸彦（松下）とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく。不条理がまかり通る現代の“あり得ない”敵を“あり得ない”手段で葬る、極上痛快エンターテインメント。
　同作の見どころを聞かれた天海は、「見どころは全部です！一つひとつのシーンを丁寧に撮影していて、どの場面でも楽しんで頂けると思いますし、観た方にトータルで登場人物の心模様が伝わったら良いなと思っています」と放送直前の心境を語る。
　そのまま続けて「あえて言うならなんですか？」と松下に尋ねると、「急に振られると思わなかった（笑）」と驚きながらも「このドラマはテンポがとても早いんです。痛快な解決術で、かなり力技も多いんですけど、それを気にする暇もないくらいのスピードで進んでいくので、ハラハラする展開が続いていくと思います」としっかりと伝えた。天海も「自信を持ってみなさんに楽しんで頂ける」とフォローし、アピールした。
　同作では、天海が変装の達人という役どころのため、さまざまな衣装に着替えることが多く、「自分でも忘れるくらいの回数を着替えた」と撮影を振り返る。
　印象的だった服装について触れると、天海は「キャディーさん」と明かし、「撮影の初日に撮って、まだ肌寒い頃だったですが、久しぶりに大声を出して楽しかったです」と笑顔。そんな中、同じく着替えが多かったという松下のスーツ姿を挙げ「あれいいですよ！」と絶賛。「お姉様方楽しみにしていただければと思います！」と呼びかけるも、「おばちゃんルンルンしてるみたいじゃないですか（笑）」と自分の発言に照れていた。
　会見には天海、松下のほか、同作に出演する白石聖（24）、中川大輔（25）、丸山智己（48）、仲村トオル（57）も参加した。
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