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7月3日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
ウディ・アレン監督の最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』から、ティモシー・シャラメがピアノの弾き語りをするシーンをクリップ。
本作は、ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスら、現代を代表するアイコニックな人気俳優たちが集結し、ニューヨークの街で運命のいたずらに翻ろうされる男女を描いた、キュートなロマンチック・コメディー。
彼女のアシュレー(エル・ファニング)にデートプランをキャンセルされたギャツビー(ティモシー)は、偶然、学生映画の撮影中に、元カノの妹チャン(セレーナ・ゴメス)と再会。ギャツビーは久しぶりに元カノの家へ足を踏み入れ、懐かしみながらも、年代もののピアノを見つけて弾き始める。
ナンバーはジャズの定番、チェット・ベイカーの「Everything Happens To Me」。優しい音色と甘い声で、「ゴルフの約束をすると決まって雨が降る」「いつも災難が降りかかる」と、アシュレーに週末デートの予定をキャンセルされ、ツイてない心情を歌詞に重ねる。チャンは雨に濡れた身だしなみを整えながらも、「君が運命を変えてくれると思った」「愛の力で絶望を終わらせてくれると」と、ギャツビーの歌に耳を傾けながら、どこかウットリしている様子。最後に「たった一度の恋 君でなければダメなのに」「ツキの悪い男なのさ」と締めくくると、普段は毒舌なチャンも「いい曲ね」と思わず感嘆してしまう。
ティモシーの美声に心がスーッと浄化されるよう。このシーンだけでも満たされた気分になれる。ちなみに、ピアノが聴けるシーンはこれだけではない。ウディ・アレン監督も定期的にクラリネットの演奏を行っている、カーライル・ホテルにあるベメルマンズ・バーでも、ティモシーが奏でる美しい旋律を楽しめる。ぜひ、スクリーンで聴き惚れて。
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメス、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、リーヴ・シュレイバー
原題:A Rainy Day in New York/2019年/アメリカ/カラー/ユニビジウム/92分/5.1ch/PG12/日本語字幕:古田由紀子
配給:ロングライド
(C)2019 Gravier Productions, Inc.