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写真家たちの作品づくりとその裏側に迫るインタビューシリーズです。
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《番組内で紹介している高杉さんのフォトギャラリーはこちら》
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ロンドン芸術大学で写真を学び、人と土地の繋がり、アイデンティティを捉えるポートレイト作品で国際的に評価の高い写真家・高杉記子さんへインタビュー。写真家がとらえた「作品」の裏側にある物語を作品と共に紹介します。
目次
0:00 オープニング
0:28 高杉さんプロフィール
1:10 福島・野馬追との出合い
4:20 写真集「Fukushima Samurai」
5:30 最新作「むすひ musuhi」について
6:50 なぜコラージュか?
10:00 外の人間が土地に踏み入れること
11:15 通い続けているから撮れること、わかること
16:05 「火の祭り」に込められた想い
17:40 作品におけるカメラの選択 / ローライフレックスでのポートレイト撮影
19:15 地層に写る、その土地の風景
作品:<むすひ musuhi>
あの震災と原発事故の直後、なぜ、人々はたくさんの命と大切なものを失った中、避難先から集まり、馬に乗って歩み、神事を行ったのだろうか。歴史を遡ってみて、天保5年に疫病が蔓延していた年、明治維新で国内が混乱していた年にも、規模を縮小して野馬追の神事を執り行っていたことを知った。史上最小規模で神事のみを行った、昨年のコロナ禍の野馬追も記録した。命は、生まれ、生きて、いつかは消えるが、何かを残しつながっていく。
多くの神を生む「むすひ」の神は、命の連続性も表している。
薄れていく、大地の記憶。姿を変えていく風景の中、1000年もの間、どんな状況でも、人々は祈りをつないできた。今年も、祭りと共に私たちはこの地の安寧を願うのだろう。
ゲスト:高杉記子 Noriko Takasugi
アイデンティティ、土地などをテーマに、ポートレートを中心とした作品を制作。東日本大震災後、福島に通い続け、地元の人々と交流しながら作品創りをしてきた。「Fukushima Samurai」でPhotoquai ビエンナーレ 2015 招待作家(国立ケ・ブランリー美術館/パリ)、草間彌生を撮影したポートレートでTaylor Wessing Photographic Portrait Prize 2015展示作家(ナショナル・ポートレートギャラリー/ロンドン)など、これまでの作品は国内外9カ国で展示。New York Times、 Le Monde、Harper’s BAZAAR等掲載多数。
www.norikotakasugi.com
インタビュアー:速水惟広
1982年大阪生まれ。T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(東京国際写真祭)ファウンダー。海外の写真祭などでも精力的に活動。シンガポール国際写真祭のSilvana S. Foundation Commission Awardの審査員(2020)、世界報道写真財団のJoop Swart Masterclass Selection Committeeのメンバー(2020)を務めた。「Photo Vogue Festival」や「LensCulture」での審査、「New York Times Portfolio Reviews」でのレビュアーを務める他、これまでに台湾、シンガポール、マレーシア、ブラジル、コロンビアなどの国際写真祭での講演、審査など多数。過去、手掛けた主な企画展にアレハンドロ・チャスキエルベルグ「Otsuchi Future Memories」(岩手県大槌町、2016ほか)、アレックス・プレガー「WEEK-END」(東京、2010)など。Webマガジン「PHaT PHOTO」編集長。
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