『我々は何故戦うか』は、第二次大戦中の1942年～45年にかけて、アメリカ陸軍省が兵士の教育用に製作した7本のドキュメンタリー・シリーズ。監督は『スミス都へゆく』や『群衆』等の社会派群像劇で知られるフランク・キャプラ。キャプラがこのシリーズを演出したのは、ジョージ・Ｃ・マーシャル陸軍参謀総長の命令による。戦争に関するこのようなドキュメンタリーは、これ以前のアメリカ映画には存在しなかったが、彼はリーフェンシュタールの『意志の勝利』を見てそれへのアンチとして演出することにしたという。
　第一号の本作品では、アメリカが参戦するに至った経緯や主要な出来事、戦って守るべき諸原則を簡潔かつ効果的に示している。
●1943年度最優秀ドキュメンタリー賞受賞
（52分）
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監督：Ｆ．キャプラ＆アナトリー・リトヴァク
脚本：ユリウス・エプステイン、フィリップ・エプステイン、アナトリ―・ヴェイラー
●本国公開日：1942年5月27日