案摩乱『声』ですね。

6:18 　本曲　少しづつテンポを増す。 11:16　半帖 明治撰定譜を読みました。楽譜を見ながらこの動画の演奏を聞くと、始めはM.M.=6位で始まり、管楽器がそろい踏みしてからテンポが上がっていくことがわかります。四分音符一拍毎にブレスをして元の旋律のフレーズをぶった切っているので、本来の曲想がわかりません。半帖からはテンポが増して聞きやすくはなりますが、それでも笛の装飾過多な旋律が演奏可能なテンポにしか至っていないので、やはり本来の曲想がよくわからない。 だいたい琵琶がD Lydianで笙がD Mixolydianっておかしい。またD LydianもG#の音程をとりづらいので、本来はD Ionianではないのか？ 古譜ではD Lydianに属しているので、明るい曲調のはずだが、現代の演奏では壱越調に属するためか暗くなっている。 明治撰定譜から音源を作りました。 kzfaq.info/get/bejne/qNuAqpNjx8iugKs.html