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00:00｜スタート
01:44｜1．不動産業界振り返り
03:28｜2．不動産鑑定士とは？
13:35｜3．不動産鑑定士試験とは？
18:23｜4．勉強にあたっての意識！
28:57｜5．各科目別おススメの勉強法（当時の自身のテキスト写真付）
29:20｜①鑑定理論(短答及び論文)
33:46｜②行政法規(短答のみ)
37:02｜③民法(論文)
39:43｜④経済(論文)
41:23｜⑤会計学(論文)
43:05｜⑥鑑定理論(演習)
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【管理人】
◎合格試験：不動産鑑定士(答練全国1位)・宅建士・不動産証券化マスター
◎東証一部不動産関連企業約10年従事(不動産業務・資産運用全般)
【関連動画】
第8話:不動産の価格の求め方！大公開！(参考サイトリンクは概要欄へ)
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第11話:宅建を取る理由
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第18話:不動産業界最新トレンド13！今後の不動産業界への影響、一挙大公開！
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第30話:競売不動産取扱主任者とは？いわくつきの競売不動産を取り扱う資格
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第32話:マンション管理士とは？マンションの国家資格！
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#不動産鑑定士 #宅建 #不動産 #資格試験 #国家資格 #国土交通省
【動画の内容詳細】
不動産鑑定士合格のポイント！
全答練で全科目総合全国1位を取得できた勉強法
（当時の自身のテキストも公開します！）
1．不動産業界振り返り
・不動産は投資市場規模2500兆円（国土交通省資料）
　日本の年間国家予算の20倍超、GDPの4～5倍
・業界売上規模46兆円（財務省資料）
　売上高利益率は全業界で数年連続でトップ！
・不動産業の法人数32万8553社(2017年度)
　全産業の1割以上を占め、増加傾向。
　不動産業界従事者118万で、全産業約6178万の約2％
・新卒の不動産業界就業者数約1万4千人（全体約43万人
　の約3.2％）で、数年にわたり増加傾向
　（※不動産流通推進センター「2019不動産業統計集」より）
経済的にもインパクトの大きい業界！
2．不動産鑑定士とは？
(1)概要
国土交通省管轄の国家資格
弁護士、会計士税理士と並び、文系三大国家資格の一つ
不動産の適正な価値を鑑定するプロフェッショナル
不動産は国土でもあり、日常生活に必要不可欠な重要資産であり、その経済的なインパクトは極めて大きい
その不動産関連権利の適正な価値を決めるのが、「不動産鑑定士」
評価対象は現物の土地・建物だけではなく、それに付随する権利も
（賃借権・地上権・地役権など）
登録者数9482名、登録業者数3398名(2016年10月)
不動産鑑定業約64%、不動産業約14%、金融関係約8％、その他12％
おおむね500億程度の業界売上
（例、2015年は451億、うち売買102億、担保47億、財務諸表12億、資産評価57億、証券化51億、補償31億、課税21億、賃料評価21億、地価調査46億、鑑定人等としての業務41億、その他22億）
平成18年以降、申込者急減！
2016年は800人程度（合格者数は約100名）、特に20～30代の若年層の申込者が急減
現役鑑定士の方々の高齢化
40歳台が3割弱を占め最大であるが、60歳超が4割超を占める現状
従って、若い世代で、かつ、不動産関連ビジネスに興味のある方にとっては、チャンスだと思料します！
(2)鑑定士になるまでの流れ
・国土交通省所管の国家資格「不動産鑑定士試験」に合格する
↓
・試験は、短答式試験と筆記試験でそれぞれ年1回
↓
・合格後実務修習を受け、全てのカリキュラムが終了すると「終了考査」を受験
（修習期間は1年コースと2年コースを選べる）
↓
・その後、鑑定事務所や独立開業などで鑑定士業務に従事
(3)仕事内容
①鑑定評価業務（独占業務）
・地価公示、地価調査
・固定資産税評価、相続税路線価評価
・Ｊリートや企業の財務諸表に向けた評価
・金融機関の担保評価、破産管財案件等の資産評価
・海外不動産評価　etc...
②コンサルティング業務
・土地の有効活用
・売買関連業務
・投資信託分野の関連業務　etc...
働き方としては、
・企業内（鑑定会社、不動産会社、金融機関、コンサル会社等）
・独立開業（鑑定士のみのケースや、他の弁護士、会計士・税理士と共同での開業のケースも）
(4)鑑定士トレンド
・拡大し続けるＪリート市場
・環境配慮やＥＳＧ投資
・空き家の評価
・農地の評価
・海外不動産の評価
・不動産評価におけるビッグデータ、ＡＩシステムの活用
3．不動産鑑定士試験とは？
(1)他の不動産資格との相性
宅建との相性がバツグン！
宅建士：売買、賃貸借の仲介・媒介
鑑定士：不動産の適正価格を求める
売買・賃貸と鑑定は非常に密接に結びついており、また、総合的な提案ができるようになるため、ビジネスチャンスが一気に広がる！
価格や取引についての説得力・信頼度が確実にアップ！
顧客からの信頼につながる！
(2)試験方式
・2段階方式
ステップ1：短答式試験
（鑑定理論、行政法規）
ステップ2：論文式試験
（民法、経済学、会計学、鑑定理論（論文・演習）
それぞれ年1回で、短答式が毎年5月、論文式が毎年8月
・短答式は一度合格すると、3年間有効
短答式は100点中7割が合格目安（合格率は30％程度）
論文式は600点中6割が合格目安（合格率は10～15％程度）
・想定される勉強時間
短答式800～1200時間
論文式1200～2900時間
(3)試験データ
4．勉強にあたっての意識！
大前提として、鑑定試験は、ズバリ「暗記試験」！
私見ですが、どの試験よりも暗記力が問われる試験だと考えています
意識①独学はかなり辛いです。。。
TACが一番おススメです！
新試験制度に移行した2011年から9年間（2011年～2019年度）累計の合格者950名中、TAC不動産鑑定士講座講座生合計※1は708名、なんと合格者の約75％はTAC受講生！
予備校は合格生が多い学校へ！
・各科目に有名な講師陣
・本番と似た問題を出す全国答練
・過去試験を研究しつくした対策
・Web講義も有
意識②鑑定理論が最重要
不動産鑑定評価基準は一言一句レベルで全暗記
Ｑ）なぜか？
Ａ）鑑定士になるから
①短答式試験にもあり、
②論文式も半分の点を占める
※ここは私の単なる推測ですが、もし同点の方がいた場合、鑑定理論の点数で決めると思います。
逆にここが一番ツラいです...泣
ですが、ここを取り切れば合格が一気に近づきます！
意識③短答式の鑑定理論もナメれません。。
論文対策と同時で進めました。
短答対策だけよりも、論文対策も同時で進めた方が、迷った選択肢が出てきたときに、消去法で切りやすいと思ったからです！
意識④暗記場所の優先順位付け
問題集や答練でどの問題の出題頻度が高いのかを分析
試験範囲は変わっていないものの、既に相当数の問題が出ているはずです！
問題演習さえしっかりこなせば、本番でも焦ることはないはずです！
意識⑤他の科目は1科目得意を作り、残りは足を引っ張らない程度
鑑定理論を最優先するのは絶対で、
あと最低でも1科目得意科目を作る
5．各科目別おススメの勉強法
（当時の自身のテキスト写真付）
(1)鑑定理論(短答及び論文)
死ぬ気で暗記です。。
基準を肌身離さず持ち歩き続けました。
特に、移動中の電車等がおススメです。